« 2004年5月 | トップページ | 2004年7月 »

2004.06.30

「ぼくうみ」の話に戻したいのだけれど…

気がつけば最近、自分の小説の話をほとんどしていません。
まあ、それだけネタ切れしてきているということでもあるのですが……。(^^;

あ、今日は水曜だ。なのに「光とともに…」のドラマの感想が書けないってのも、なんか淋しいですね。

どのあたりのことまで書いたんだっけ、と過去ログを読み直してみる、と……。
「ようやく出版して貰えて、最初の頃は好調に売れて、市内の書店にも平積みして貰えて、それでも初刷の3000冊は全部捌けずにまだ売れ残っている。二刷に進まないから誤植が直せない…」あたりまで書いてますね。> 自分

実のとこ、出版後のことは、あんまり記憶にないんです。
本が出るまでのワクワクドキドキ感ばかりが印象に残っていて……。

そうだ、「光とともに…」の監修者であり、私の小説の監修もお願いした内山先生が、発達の遅れと教育の2003年7月号で私の「ぼくうみ」を紹介してくださっているので、これを紹介しておかないと……。
今日の日記(Myココログ)に立ち寄ってくださったついでに、こっちも読んでみて頂けたら、嬉しいです。m(__)m

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2004.06.29

野沢尚氏、自殺

映画や連続ドラマ等で数々の名作を執筆し、江戸川乱歩賞も受賞した野沢尚が自殺してしまいました。かなりショックです。
彼は、大学で同期の奴でした。仲がよかったというわけではないけど、同じシナリオ作家協会の会員でもあったし、話をする程度の顔見知りでした。
才能のない私にしてみれば、嫉妬の対象でもありました。(^^;

あれだけの作品群を描き、世の中に認められていても、やはり行き詰まりを感じてしまったということなのでしょうか。いや、才能があるからこそ、自分自身にそれ以上の能力を求めて悩んだということなのでしょうか。

私は、息子の自閉症を理由に、脚本の業界から退く決意をした奴です。
…とカッコいいのだけれど、実のところは、自分の才能に限界を感じたからっていうのが本音だったのかも知れません。仕事が次々に舞い込んでくるぐらいの実力があったら、福祉施設なんて立ち上げていなかったような気がします。

野沢よぉ、自分から死ぬぐらいなら、少しはお前の才能、俺に譲ってくれてもよかったのによぉ。もったいないよ、まったく……。

ご冥福をお祈りします。

| | コメント (3) | トラックバック (2)

2004.06.28

小説バージョンの火つけ役?

福祉の専門家以外が執筆者する福祉関係の本って、以前は障害児の親やハンディをもつ当事者の手記がほとんどでした。
私も先輩である自閉症児のお母さん方の手記を何冊も読み、おおいに参考にさせて頂いたことを覚えています。

ところが、二年前に私の自閉症の小説が出版して以降、親や当事者が小説という形式で本を出版するケースが一気に増えた、という話を聞きました。
私の「ぼくうみ」がちょっと有名(?)になって以来、小説バージョンでもいいんだ、っていう風潮が一気に広がったらしいのです。
特にADHDやアスペルガーの方が自己体験をもとに、手記ではなくて小説の形を自分のことを描いた作品が続々と出版されています。
(もっとも、そのほとんどが自費出版系の出版社からゆえ、作者が無駄な出費していなければいいなあ、とは思うのですが……)

「光とともに…」以降は、漫画バージョンの手記型作品というのも増えているようですね。
この勢いで、ドラマバージョンや映画バージョンも、と思うけど……製作費がかかり過ぎるから、なかなか難しいか、やっぱり。。。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.27

プラス→ベーシックへ

6月いっぱいで、今使っているココログプラスが有料になってしまいます。
実はアクセス解析画面が見たくて、コース変更していた私です。(^^;

毎日の累計アクセスの平均は100人前後。のべ来客数の割合が累計アクセスの6割ぐらいってことは、毎日ここを覗いてくれる人数は60人ぐらい、と。。。
ただ、その半数は、新規書き込み直後であり、おそらくはココログトップの「新着記事一覧」等をクリックしての偶然の来訪者なので、実質読んでくださってる方は30人程度なのかな、と。。。

わはは。他の方々のココログに比べるとかなり少ない来客のようで。(^o^)
まっ、内容が内容だもんなあ。。。
だからって、ウケ狙おうとも思わないし、凱旋して営業する気もなし。。。
映像化したいんなら、ちゃんと営業せえ!! って言われそう。(^^;

というわけで、プラスからベーシックに戻しました。
…って、画面上では何も変わりませんね。
最初から有料化前に戻すつもりでいたので、凝ったことは何にもしなかったし。アクセス解析は無料のやつで充分だし。30M使い切るまで継続できる自信もなし。。。(^^;

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.06.26

光とともに… 最終話 再考

感情にまかせ、ここやヤフーの掲示板等で最終話のラストシーンについての批判的意見を書いたところ、メール等で賛否両論、いろんな意見を頂いてしまいました。(^^;
でもって、「ハッピーエンドよりあのラストの方でよかったと思う」という感想を持ってる方が意外に多いことにちょっと驚きました。

うーん、わからなくなってきた……。
まあ、私の場合、昔から他人と価値観が違う変人と言われてきた奴なので……。(^o^)

私の場合、ドラマにせよ映画にせよ、感情移入したくて観るタイプです。
だから、喜劇を観るときは思いっきり笑いたいし、悲劇を観るときは思いっきり泣きたいし……。
ヤクザもんを観た後は肩で風きって歩きたくなるし、エッチもんを観た後はふと誰かを襲いたくなるし……。(ぎゃはは)

そういう意味で、「光とともに…」には「光とともに…」に似合う予定調和的なラストを期待していたんだけどな……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.25

アスペルガーの小説

夜中に犬に起こった奇妙な事件」(早川書房)という小説を読み終えました。イギリスで脚本家の仕事もやっているマーク・ハッドンという方の作品で、自閉症者と一緒に働いた体験をもとに執筆したんだそうです。
翻訳は「アルジャーノンに花束を」で有名な小尾芙佐さんだけのことはあり、そりゃもうお見事……。

あらすじは…書きません。読んでみればわかります。(^o^)
とにかくアスペルガー(あるいは高機能自閉症?)の15歳の少年が、自分の思ったこと経験したことを自ら小説にしたくてズラズラズラズラ~~~って書いた、という設定の作品です。

自閉症のことを知ってる人には、とっても興味深い作品です。
自閉症のことを知らない人には、なにが書いてあるのか理解不能であろう作品です。
うーむ、私の小説と一緒ってことか。(^^;

ちなみに、映画化も検討されてるとのこと。
うーむ、私の小説と一緒ってことか。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.24

光とともに… 最終話(その後)

一夜が明けて、私の周囲ではあのラストの話題でもちきりです。
私は、なんていうか、とにかく後味の悪い作品になってしまったことが残念です。(; ;)

昨日の深夜は思わず、この番組に関することを書いているネット上の掲示板をあちこちを読みあさってしまいました。
意見としては、賛否両論がありました。
でも、あのような終わり方に納得できる人っていうのは、ドラマを単純にドラマとして楽しむ環境の人ばかり。結局のところ自分の周囲に自閉症児者がいない人ばっかりなわけで……。

結局のところ、自閉症は視聴率の手段としてのネタにしか過ぎず、自閉症児者と共に生活している者の環境なんて他人事でしかない、って言われてるような気がして悲しくなりました。

ラスト直前まで、とってもいいドラマだったのに……。
原作者の戸部さんが“原作”として許可せず、“原案”になった意味がふとわかったような気がしました。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2004.06.23

光とともに… 最終話

淡々とした最終回が淡々と終わってしまったっていう感じです。

おひさまハウス、まあ、ウチの施設みたいなものかな。。。

自主通学、ウチは中学2年だけど、いまだに出来ていません。たった徒歩5分のところにある学校の障害学級まで、毎日親と往復一緒です。
そんな息子でも、3歳の時には中学より遠い公園まで一人で行けていたりもしていて。小さい頃から今に至るまで、ずっと行方不明の常習犯でもあり。そういうアンバランスさが、やはり自閉症なのでしょうね。。。

障害児の親であるネット仲間達と掲示板等でブツブツ文句のつけ合いしながらも、約3ヶ月間、ほんと楽しませて貰えたドラマでした。帯ドラマを全話数続けて観た作品なんて、いつ以来でしょう。覚えてないや。(^^;

光くんみたいな子がいて当たり前の社会になれば、ウチの子も生きやすいんですけどね。

しかしなあ、なんであんな終わり方させたのかなあ。まさか続編への伏線?
でも、担任が片桐はいりじゃ観る気にもならんぞ。。。
となると、次の自閉症を描くドラマは……やっぱり私の作品だな。。。(^o^)v

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.06.22

自閉症というキーワード

これが自閉症の専門書であれば、注文販売も成立するみたいです。
保護者や当事者の手記みたいなものも、結構注文が入るみたいです。
(実際、私達仲間うちで書いた本「障害児なんだウチの子、って言えたおやじたち」はわずか3ヶ月弱で3000冊を売り切り、2版に突入してます)
だけど、私の本は小説なわけで……。
マンガのように読みやすいわけでもなく……。

ぶどう社の社長の奥さんが「タイトルに『自閉症』という言葉を入れるべきよ」と言われた意味が、ようやくわかったような気がします。
自閉症関係の本を注文してまで購入するのは、自分の子どもの発達に不安をもつ未就学から小学校低学年にかけてお母さんがほとんどなのです。
そして、そのお母さん達は「自閉症」というキーワードに敏感に反応します。

『光とともに… ~自閉症児を抱えて~』という感じで、やっぱり自閉症の文字を入れるべきだったのかなあ。
『ぼくはうみがみたくなりました ~自閉症の青年の物語~』みたいに……。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.21

自閉症児者の数は…

現在、自閉症(カナー型の典型的なもの)は1000人に2~3人の割合で発生すると言われています。
自閉症スペクトラム症候群という広い範囲では、100人に1人に近い確率で存在しているという数値が報告されています。
ということは、日本の人口を少なく数えて1億人と仮定してみても、自閉症児者は国内に20~30万人以上おり、自閉症スペクトラム内の人達は、それこそ100万人以上もいるという計算になるわけです。
さらには、小学校の各クラスに1人ぐらいの割合で何かしらのハンディをもつ生徒がいるというデータもありますし……。

これだけいるんだから、初版の3000冊なんてアッという間に売り切れてしまうだろうな、なんてタカくくってたとこ、あります。(^^;
しかし、甘かったです。
書店に並ばない = 売れない ってことをつくづく痛感させて貰いました。
考えてみれば私自身からして、本屋でなんとなく手に取った本を買うというケースが多いしなあ……。
「光とともに…」のように口コミで噂が広がっていくこともなかったですし……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.20

47日でストップ。。。

ゴールデンウィール中にふとはじめたココログ、連続書き込み記録は47日でついに途絶えました。
まあ、いい加減な性格の私にしてみれば、続いた方だと思います。(^^;

昨日は朝から某運営審議会の会議、午後には高校時代のバドミントン部のOB会、そしてそのまま深夜まで飲み会とつづき、PCに向かえる時間がまったくなく……。
バドOB会は、顧問の先生が同じ高校に17年もいたゆえ、17代にわたる面々が集まり、ちょっとすごかった。十数年ぶりでもあったし。もっとも、一番下の代ですら35歳になっちまってるってのが、なんとも歳を感じます。(^^;

そんなわけで、連続書き込みが途絶えたうえに「冬のソナタ」も観忘れ、今日は今日で午後になってもボーッとしてて、「光とともに…」の番宣番組があることも忘れてて……。
最後の10分しか観ることが出来ませんでした。(; ;)

ん? 一番ラストのがハルヤンネさん???

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.18

えっ、完売!?

でもなあ、全然売れなかったらカッコ悪いよなあ……。
そう思ったので、POPとでも言うのですか? ほら、本屋さんの平積みの本のうえに本を紹介するために幟のような広告が立ってるじゃないですか。それを、自分でせっせと作りまして、本屋さんに立てて貰おうと思いました。
こんな感じのやつです。

pop.jpg

だけど、作ってはみたものの、自分では恥ずかしくて結局持っていけませんでした。
それでも、なんとか完売してくれたうえに、もう一度大量注文して貰えたみたいでして。
まずはよかったかな、と……。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.17

えっ、平積み!?

発売からまもなくして、私の住む市で一番大きな本屋さんの店頭の一番目立つところに、「ぼくうみ」が平積みされているという情報が入ってきました。
「まさかぁ、冗談でしょ」と思って、こっそり覗きに行ったら、あれまあ!! (^o^)v
その直後、今度はぶどう社の方から連絡があり、大量注文が入ったとのこと。

「なぜ??? 仕掛け人がきっといるはず……」
とは思うのですが、それが誰かを見つける術がありません。まさか直接電話かけて「私の本を注文してくれと頼んだ人は誰ですか?」なんて質問するわけにもいきませんし。(^^;

でも、仕掛け人、しばらくして判明しました。
私が代表をやっている福祉施設の運営委員長であり、ささえる会の会長である方が頼んでくれていたのです。この方は、地元の中学校のPTA会長で、なおかつ市全体のPTA連合会の会長でもあり……そのPTA会長仲間の中に、その書店の経営者の家族の方がいたので、頼んでおいてくれたらしいのです。

でもなあ、全然売れなかったらカッコ悪いよなあ……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.16

光とともに… 10話

はじめてのおつかい編、でしたね。
光くんは小学一年。中~重度のこだわりの多いタイプの自閉症。それを考えると、障害のレベルと実践の質のギャップがどうにも気になってしまったのは、私だけでしょうか。

お手伝いがお金になり、それが社会での仕事とつながったらいいな、という親側の考え方は、わからないでもありません。
けど、こういう方法って、お金への執着という点で、困った方向に強化されそうで心配になってしまいました。

なんていうか、自閉症児というより、ふつうの障害児を描いているって感じになってきてしまってますね。まあ、仕方ないのかな。

……って、今回はちょっと批判的なことを書いてしまいました。(^^;
いずれにせよ、ウチの息子もいろんな人の手を借りながら、生きていけるようになればいいなと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.06.15

書店に並ぶということ

ぶどう社の本は、まずそのへんの町の本屋さんには置いてありません。
全国300店の大きな本屋さんのみに置かれているとのこと。
ちゃんと流通経路に乗っている出版社ではあるのですが、どの業界も同じで、出版社としての力関係があり、本屋の店頭に並ぶのは、ほとんど大手出版社の本ばかりです。

ぶどう社では、新聞広告も打ちません。
福祉の専門書のいくつかに、広告を載せるのみです。
で、地道な注文販売が中心です。
それでも、福祉専門ということで、しっかり商売的には成立するとのこと。

それをわかってて、私はぶどう社からの発刊をお願いしたのですから、文句はありません。ただ、本屋に行っても置いてないっていうのは、やっぱり淋しかったです。(^^;

仕方ないので、地元の自宅から徒歩10分の某私鉄駅前の本屋さんにお願いしたら、10冊注文して、店頭に平積みで置いてくれました。
すっごく嬉しかったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.14

ああ、初版本……

ちょっと過去メールデータを調べてみたところ、販売開始から2ヶ月の間に、私は自分の本を400冊もぶどう社に発注していました。
といっても、私が直接売ったわけではありません。
10冊単位で預かってくれて、売ってくれた友人が何人もいます。
お店に置いてくれて、来店者に売ってくれた福祉作業所もあります。
そういえば、某施設の市民ホールでのイベントでも特別に売らせてもらったっけ。
某大学の教授は、学生への課題図書として、2年連続で50冊以上も購入してくれました。
いろんな人が本の売り上げに協力してくれたわけです。もう感謝感謝です。

ネット注文も最初に2ヶ月だけで150冊近くありました。
こっちひたすら応援HPを立ち上げてくれた自閉症児のお母さんにひたすら感謝です。

それからかれこれ1年半。初版3000冊のうちの約半分を自分とその関係者で売りさばいた計算になります。
なんていうか、これじゃ自費出版したのと一緒みたいな感じですね。(^^;

ああそれなのに、まだ初版本、残っているわけで……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.13

誤字脱字

読んでくださった方にはバレてしまっているのですが……。
実はこの初版本、とっても誤字脱字が多い本なんです。いっそのこと、間違い探し大会でもやろうか、なんていう冗談もでたぐらいに間違いが多いです。

その理由は、ちょっとした手違いで最終校正稿のひとつ前の原稿が入稿されてしまったからです。
最初は結構ショックだったりもしましたが、よくよく考えてみると、いかにも私の本らしいなあって気もしてます。

ちなみに、原稿はきっちり修正して、ぶどう社サンの方に渡してあります。2版を印刷するときに直して貰える約束なのですが、いかんせん初版3000冊が……。(; ;)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2004.06.12

「ぼくうみ」のちらし

海のイメージなのか、ぶどう社で青色のチラシを作成してくださいました。
それには、次のような感想文が並んでいます。

◆風通しのよい作品。なんか舞台がとても広いんですよ。登場人物のまわりの空気の流れや太陽の光がわかるんですよね。
◆なんといっても淳一君のモノローグ。最初は詩なのかと思った。
◆お涙ちょうだいじゃないのに、泣けてしまう。なんで嬉しくて泣けてくるのかな。
◆自閉症のことを少しでも知ってる人はきっと一気に読んでしまうと思う。自閉症のことを知りたい人にはバイブルになると思う。
◆専門書や親の手記は何冊も読みましたが、それらとは違う感動があります。
◆これが映画になったら、レインマン以来のヒット作になるんじゃないかな。

ちなみに私自身は、これが映像化されたら「光とともに…」以上に評価される作品になると思ってます。
私だけ、かも知れませんけど。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.10

2002年10月1日に……

ぼくうみ、ようやくぶどう社より出版して頂きました。初版、3000冊……。
応援HP経由で、既に200冊近くの予約注文も入っていました。

正直なとこ、すっごく嬉しかったです。
ずっと脚本家稼業をやってきて、200本を超える執筆作品はあるのですが、自分の企画がオリジナルが作品になったことはついに一度もなく、受注仕事ばかりでした。
そういう意味では、もの書きとしてのはじめての作品を世に出すことが出来たような気がしました。(^^;

実は、その出版の日から継続していることがあります。
それは……禁煙です。

それまで20年も吸い続け、禁煙に何回も挫折していた奴が、かれこれ一年半、タバコを吸わずに済んでいるってのは、自分でも奇跡みたいに感じています。

映像化がかなうまでタバコを吸わないという願がけだったのですが……。
映像化も難しいけど、タバコも匂いをかぐのも嫌なほどになっており……。
なんていうか、複雑な心境です。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.09

光とともに… 9話

今から8年前、息子が幼稚園の年長のとき、近所の小学校にはじめて行きました。
息子の入学のお願いではなく、障害児の放課後施設の立ち上げの協力依頼でした。
そのときの校長先生と担任の先生に障害児学級にいるお母さんたちを紹介して頂き、施設をスタートしました。

そして、その校長先生と担任の先生が「ウチの小学校にいらっしゃい」と言ってくださいました。
で、ウチの息子は、教育委員会の養護判定を無視するかたちで地元の小学校に入学させて貰いました。
とっても素敵な出会いだったと思っています。

校長先生は1年で異動していき、担任の先生は4年で異動して行きました。
あのときの校長先生と担任の先生がいなかったら、ウチの息子は養護学校に行っていたと思います。そして、もしそうであれば、また別の出会いがあったとは思います。

自閉症児の父親と呼ばれるようになって10年あまり、出会いと別れにはどうにも敏感になっている私です。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.08

ぼくうみ応援HP

夏には出版して貰えそうという話を、最初の読者になってくださった自閉症児のお母さんに伝えたところ……なんと、フラッシュ画像まで入った応援HPをつくってくださいまして。
自分で自分のためのHPを作って営業するなんて、恥ずかしくてとてもじゃないけど出来そうもなかったので、そりゃもう感謝感激でした。(^^;
と言いつつ、このココログ、個人営業みたいなもんですけど。(^o^)

HPを開設して貰ったのが8月中旬。
にもかかわらず出版が延びに延び、8月の予定が9月、10月とずれ込んでしまい……。
結局、出版の2ヶ月も前からHPだけは前宣伝をしていたということになります。(^^;

9月に入って、HP内に注文用のフォームもつけてくださり、ぶどう社の了解も得ないままに予約もはじめてしまいました。
で、それから1年半。フォーム経由の注文も数百冊になってます。

ちなみに、このブログを書き始めて一ヶ月。その間にここ経由で注文してくださった方は約3人…という感じなので、とっても淋しかったりもしています。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.07

素朴な疑問

で、よく質問を受けました。
「なんでステップワゴンなの?」と。
この答えは簡単です。ウチの車と施設で使っている車がステップワゴンなので、車の説明がしやすかったからです。(^^;

あと、一番よく受けた質問は……。
「小説の中のステップワゴンはメタリックグリーンなのに、表紙のステップワゴンはなぜ黄色なの?」と。

そんなこと、私が知ってるはずありません。(^o^)
ちなみに、ぶどう社の社長である市毛さんも、息子が勝手に描いたものだからわからないと言ってます。
なんていうか、みんなかなりいい加減、ってわけです。

そんなわけで、私もよくいい加減に答えたりします。
「ステップワゴンっていう車は、実はカメレオンで、月が黄色いから、それを真似して黄色になってしまったんです」
まったくを持って意味不明の言い訳ですが、細かいことはこの際どーでもいいと思っています。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.06

表紙

この本で、まずみなさん一番褒められるのが、表紙のデザインです。
青い夜空、黄色い満月の下に黄色いステップワゴン……。
それが印象的だと、多くの方に言われました。
たれまゆげさんも、ここの表紙を見て思わず注文してくれましたし……。(^^;

でも……何を隠そう、私は装丁には一切かかわっていないんです。
もう、全部ぶどう社さんにおまかせでして。

装丁に関しては、最初、ぶどう社の市毛さんはデザイナーさんに外注してくださったらしいのです。
ところが、その出来に市毛さん自身がどうにも気に入らなかったらしく……。
それで息子さんに描かしてみたところ、出来上がってきたのがこの表紙だったらしいのです。
表紙の裏をめくると「カバーデザイン……市毛友一郎」とあります。
「ぼくうみ」は、ぶどう社内完全家内制手工業でつくって頂いた本なわけです。(^o^)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.05

タイトル

以前も書きましたが、原稿をぶどう社に持っていったとき、この作品には仮題として『心の扉』というタイトルをつけていました。自閉症が「心の扉を閉じている状態」と思っている人が多いので、逆説的にそういうタイトルにしていたのです。
が、このタイトル、市毛さんに丁重に却下されてしました。地味だしインパクトも弱いし、自閉症の話だということもわからないし、と……。

で、他のタイトルをいろいろ考えました。が、どうも私はこのタイトルとかキャッチコピーとかが苦手でして……。
「自閉症」という単語をいれてはどうかという意見もあったのですが、それは断わらせて貰いました。
自閉症をタイトルに入れれば、自閉症の関係者が注目され、より売れるだろうことはわかっていました。でも私は、あえてそれをしたくなかったのです。
なんていうか、作品の中身で勝負したかったんですね。(^^;

で、数週間あれこれ考えて、ようやく決めたタイトルが『君といるだけで』でした。
が、これもまた呆気なく却下されました。ゴールデンタイムの帯ドラみたいで軽すぎるし、米米クラブの歌みたいでもあるし、と……。

で、どうしても名案が浮かばず、苦し紛れに市毛さんの前で「『ぼくはうみがみたくなりました』っていうのは?」とつぶやいてみたところ、それでいこうということになりまして……。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.04

感想文

「ぼくはうみがみたくなりました」を読んで感想をアップして下さってるみなさんのHPのご紹介です。

仙台発、子育て支援情報 内の
http://homepage1.nifty.com/527/kansobun.htm

てっちゃん通信 内の
http://ww3.tiki.ne.jp/~teppey/osusumenoissatu/bokuhaumigamitaku.htm

みいねこのあしあと 内の
http://www.hpmix.com/home/mieneko/C8_6.htm

RICOさんのHP 内の
http://etc2.freespace.jp/ricorico5/yomoyama/dokusho/dokusho-52.html

Rain Man 内の
http://www5.ocn.ne.jp/~reirei11/bokuumi.html

みなさん、ありがとうございます。できればずーっと削除しないで欲しいです。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.03

あとがき

自閉症の統計的な数値にいくつか間違いがあったものの……。
「比喩の話が極論的に書いてあるが、間違いではないし問題もない」
内山先生からは、自閉症に関する記述についてのお墨付きを頂くことが出来ました。
ホッとしました。だって、いざ出版した後で内容的なことで指摘されても「内山先生から問題ないと言って貰っている」と逃げられるわけですから。(^^;

で、実は……。
内山先生に本の「あとがき」もお願いしていました。
が、この本には内山先生の「あとがき」は載っていません。
私自身で書いた「あとがき」が載ってるだけです。

その理由は……内山先生のあとがきを入れると、総ページ数が増え、定価を1600円からもっと値上げしなければならないと、ぶどう社の市毛さんから宣告されてしまったからです。

専門家の先生にあとがきを頼んでおいて、にもかかわらず途中で断ってしまったなんて、私はなんととんでもない奴なのでしょう。内山先生のあとがきがあるだけでも、もっと売れてたかも知れないのに……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.02

光とともに… 8話

運動会もなんとか無事終わったようで……。
ウチの息子の学校は今週末ですが……。(^o^)
最近の学校の多くが、春に運動会をやってしまうので、まだ入学して2ヶ月程度なのかなと思ってしまうのですが、秋の運動会っていう設定なんですよね。もう入学してから7ヶ月が過ぎてるってことなんですよね。

光クンと同じぐらいの子の親だと、きっと感動するのかな。。。
なんていうか、予想出来る通りの展開過ぎたのと、ああいう感覚ってもうずっと昔のことのように思えてしまって、正直なとこ私にはあんまり感動とか出来ませんでした。
もっと意外性のある感動が欲しかった……っていうのは贅沢か。(^^;

あと2話ぐらいでおしまいなのかな。なんか早過ぎるなあ。。。
校長が胸押さえて倒れたけど、あのキャラはそう簡単に死なないよなあ。たぶん。。。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2004年5月 | トップページ | 2004年7月 »