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2005.03.04

境界に生きた心子

境界に生きた心子という本を読みました。
漫画家であり脚本家でもあり、以前パソコン通信のボード上で何度かお話したことのある稲本雅之さんの著書です。恋人となった境界性人格障害と女性との日々が描かれたノンフィクションです。
(境界性人格障害とは何か?……は、私が簡単に説明出来るものじゃないです。検索して調べてみてください。m(__)m )

自閉症関係者としては、アスペルガーまでの話はよく聞くのですが……。
で、アスペルガーと境界性人格障害の両方の診断を受けている人というのは、結構いるらしいのですが……。
でも、境界性人格障害というのは、言葉としては知ってても、その実情はほとんど知りませんでした。

一人の女性と知り合い、その彼女がメンタルな部分での障害を持っていた。
同情という名の感情と愛情という名の感情の交錯……。
結局助けてあげることが出来なかったことへの無力感……。
私も男です。可愛いタイプの女性には弱いです。(^^;
著者の複雑な胸中が痛いぐらいに伝わってきました。

『まだ失われていない命に対しては、どんな窮境にあってもぎりぎりの土壇場まで生への手がかりを追求するべきだろう。だが、すでに失われてしまった命に対しては、苦しみを踏みしめてきた人の歩みを重んじ、疲れ果てた魂の安寧を祈りたいと真摯に思う』

稲本さんは、最後にそう書き記しています。
障害児の親には、不思議とストレートに伝わってくる言葉です。。。

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コメント

TBどうもありがとうございました。
私の方からもTBさせていただきました。

稲本さんとお知り合いだったんですね。
先日改めて稲本さんの日記を読んでいて知り、驚きました。

みんな、繋がってますね(笑)

投稿: ラブママ | 2005.06.01 11:12

 ご無沙汰しております。(^^)
 σ(^^;)もブログを開設しました。
 初めてトラックバックをさせていただきました。
(なかなかうまくいきませんでしたが(^^;)。)

 「境界に生きた心子」の紹介をしています。
 ご覧いただければ幸いです。

 またよろしくお願いいたします。m(_ _)m

投稿: 稲本 雅之 | 2005.11.29 15:14

おはようございます。
始めまして自閉的傾向の知能遅滞の17歳の息子を持つ境界性人格障害の母です。
町田市には、子供の病院時代のお知り合いが、何人か住んでおられます。
アスペルガーと境界性人格障害は、まったく違う病気であることを理解していただきたくメールいたしました。
境界性人格障害は、人格障害で産まれてから赤ちゃんの時に、母親との関係の歪みから起こる後天性(生まれつきではない)のものです。
上の文章を読んで大変憤慨しております。
これは、私のボーダーと言う病気の成せる業なのかもしれません。
それを同じと診断される医師は、勉強不足で信用できません。
精神科、心療内科の医師は、本当に力量に差があります。
上のように書かれてしまうことは悲しいです。

私自身、自閉症児を育ててまいりました。
彼のおかげで良い出会い、たくさんの人と知り合いプラスの事もあり逆に、障害児学童での指導員の私の子に対する締め出しも受けました。(やめさせられたのです。)
良い思いで出ないこともたくさん経験しております。
自閉症児のお父様としては、とても立派な活動をなさっていると思います。
でも、こう感じる人間がいる事も理解していただきたく書かせて頂きました。
お気に触るようでしたら消して頂いて結構です。

投稿: 自閉症の子ボーダー母 | 2005.12.01 09:04

>>自閉症の子ボーダー母 さん
ごめんなさい、私にはあなたが何に対して憤慨しているのか、わかりません。m(__)m

>アスペルガーと境界性人格障害は、まったく違う病気であることを理解して
>いただきたくメールいたしました。

私は“一緒の病気だ”などとは言ってないと思うのですが……。

>境界性人格障害は、人格障害で産まれてから赤ちゃんの時に、母親との
>関係の歪みから起こる後天性(生まれつきではない)のものです。
>上の文章を読んで大変憤慨しております。

上の文章って、上のどこの部分の文章なのでしょう?
私は後天性障害であるなどと言ってないと思うのですが……。

>それを同じと診断される医師は、勉強不足で信用できません。

同じと診断した医師の話など、私は書いていないと思うのですが……。

一人の医師が両方の診断をくだすことはないと思います。
別々の医師に別々の診断をくだされた方を知っているに過ぎません。
Aという医師に人格障害と診断され、Bという医師にアスペルガーと診断されるケースはかなりあるとのことです。
自閉症協会東京都支部のアスペルガー部会に参加する当事者の方から聞いた話です。

>上のように書かれてしまうことは悲しいです。

どこの部分をどう書かれてしまったことが悲しいのでしょうか?
教えていただけたら幸いです。m(__)m

投稿: 虹父 | 2005.12.02 00:25

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 知り合いの人がご自分のブログで、「境界に生きた心子」の感想を書いてくれました。  以前パソコン通信で知り合ったシナリオライターの人で、自閉症のお子さんを持つお父さんです。  今はシナリオライターをやめ、自閉症児の施設「つくしんぼ」を運営して、ブログやホームページも開設しています。  下記が、拙著の感想のページです。 http://bokuumi.cocolog-nifty.com/blog/2005/03/post_1.html  ブログではお子さんのことや「つくしんぼ」のこ..... [続きを読む]

受信: 2005.11.29 15:07

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