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2006.12.26

2006年のおわりに。。。(11)

最近は、こんな感じに考えている自分がいます。

「障害児を育てている親たちにエールを送るため」

自閉症児に限らず、です。なんかカッコ良過ぎるような気もするけど、実際そんな感じの気持ちが一番強い今日この頃です。

もちろん、今後の企業への制作費のお願い営業のときは、「自閉症という障害のことを広く伝えるため」を第一にアピールしなきゃならないのかなあとは思ってます。
でも、腹の中の本音はどうにも違うような……。(^^;

自閉症を知らない人に自閉症を伝えるなんて、実はそんなに簡単に出来ることじゃないです。
「レインマン」にせよ「光とともに…」にせよ、今月終わったばかりの「僕の生きる道にせよ」、製作前の段階での企画書にはきっと“自閉症という障害の啓発”という文字があったと思うのです。
でも、本当にそれが出来たのか? と考えると、首を傾げてしまう部分がどうしてもあり……。
そんなことが一本の作品で出来ようものなら、とっくに自閉症なんて世間に認知されていると思うのです。

『ぼくうみ』の場合は、おそらくこれらの作品よりも地味な展開をしていくことになります。
そんな私の作品が“自閉症の啓発”とかを主張したところで、ねえ。(^o^)

それより『ぼくうみ』は、これまでにあったどの自閉関係の作品よりも……。
「自閉症の子を育てている親たちにエールを送ることの出来る作品」になると思うのです。
でもって、そういう意識を持ってつくった方が、絶対いい作品になると思うのです。

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コメント

そのへんは、「上手に」なっていいんじゃないでしょうか。
30年前は(いえいえ10年前でも)、「自閉症児の弟がいる」なんて言える環境ではなかったのです。「母原病」なんて言葉がはやった時代です。親はつらかったと思います。
自閉症の弟がいることが原因で、自分の(弟の、ではないですよ)担任にいじめられた経験を持つ私です。
私の夫は、弟のことを自然に受け入れていてくれています(ありがたや…)が、夫の両親弟妹には話していません。そんなものです。
自閉症が少しでも理解される→自閉症児の親たちへのエールになると思うのです。
それにしても今回、くさなぎくんが自閉症の役をしてくれて、友達からいろいろ聞かれたのが良かったです。「自閉症って?」って思ってくれるだけでいいじゃんって思います。「自閉症児の姉」の役回り、ずいぶんとふっきれてきました。

投稿: はるか | 2006.12.26 22:19

先日、TVでやってた
脚本家 久世光彦 の言葉。

「好きでこの道に嵌り
 好きで溺れ
 好きでジタバタしている」

おやじ殿に贈りたく、思わず、メモに執りました。

本部掲示板に於いて、わたしは、
「理解を求める100枚のプリントを配り、99枚が棄てられても、1枚受け取ってくれるヒトがあらば」
と、発言した事があった。

ただ、100枚共棄てられる事も多い様で、虚しくも、やるせなさもあったが、
時折、棄てられた筈の1枚を、拾って下さる方が現れる。
そして「この言葉が心に遺った」と云われた時、
この拾われた1枚の為に、
愚かだと云われ乍らもやってんのかなあ…と、思わされた。

愚かだと指を差されても、歩けば足跡は残る。
何らかの形で、ヒトの心に遺るのだ。

100枚棄てられても、きっと誰か1人は拾ってくれる筈だ。

投稿: 24時 | 2006.12.27 01:47

Wikipediaでレインボーおやじさんの本名で検索したら
関連項目で自閉症が出て来て、そこに小説の映画化の話
ちゃんと記述されていますね。

しかし未だにこんな人もいるんですよねw
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%98%AD%E9%9B%84

投稿: カズ | 2006.12.27 08:44

実際に「ぼくうみ」を読んで私はエールを送られたと思いましたよ。それが映画化されるのであるならばこれほどすばらしいことはないと思います。

ある本で障碍のある方がこんな事を書いています。

「障碍を持って生きることは、ただの運命でもなく罰やたたりでもありません。家の恥でもなく、使命なのです。自分の「命」を、目的を持って「使う」ということです。」

この方に限らず、私は誰にもこうした使命や大切な役割やチャレンジが与えられていると思います。

きっと「ぼくうみ」の映画化はたくさんの方にエールを送るレインボー親父さんの使命なのかもしれませんね。

投稿: パスピエ | 2006.12.27 21:08

>>はるかさん
自閉症が少しでも理解される≒自閉症児の親たちへのエール なんだと私も思ってます。
ただ、後者の方を強調したくて……。
営業でそれやると、墓穴掘るんでしょうね、たぶん……。

>>24時さん
久世さんかあ。脚本家としてより、演出家としての方が有名ですよね。「時間ですよ」とか銭湯のシーンを待ち望んで見てたっけ。(^^;

>100枚棄てられても、きっと誰か1人は拾ってくれる筈だ。

ただ私の場合、99枚分落ち込んで立ち直れないタイプの性格なんですぅ。(^^;

>>kazuさん
以前、成澤さんが教えてくれて覗いて見てます。思わず苦笑してしまいました。(^^;
リンク先の人の話は……ネット上での悪口は控えます。(^o^)

>>パスピエさん
でも、小説書いた時点では、誰かにエール送りたいとか思ってはいませんでした。
単に、ヒロキのことを知って貰うための営業用作品みたいな感じで書いたってのが本音です。
まあ、言い方換えているだけで、どう言っても同じ内容のことを言っているような気もするんですけど……。(^^;

投稿: レインボーおやじ | 2006.12.27 21:37

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