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2010.12.14

低料第三種郵便のハナシ

ウチの施設(つくしんぼ)では、他の多くの福祉施設と同様、心身障害者用低料第三種郵便制度を利用して施設の通信を送付しています。
この制度の件では、制度の悪用しての大量発送事件をめぐり、厚生労働省の幹部の方が有罪になったり無罪になったりしましたが。。。

『総務省としましては、不適正利用の再発防止を目的とした郵便事業株式会社からの郵便約款の変更認可申請を受け、去る3月2日に開催された、情報通信行政・郵政行政審議会からの答申を受け、心身障害者用低料第三種郵便の取扱いを厳格にする郵便約款の変更を認可したところです。』(総務省HPより)

紆余曲折の結果、迷惑を被ったのは結局のところ、真面目に通信を発行していた福祉施設だったりしています。再犯の防止とか称して、とにかくいろんなことをいちいち細かくチェックされるようになってしまったからです。
しかも、郵便局の窓口担当者も、ロクに知識を仕入れないまま、個々に勝手な意見や主張をしてくれるので、ほんと困っています。

最近はあまりの多忙なことと、書くネタが乏しいこともあり、施設の通信(つくつく通信)の発行回数がかなり減ってしまっています。
ささえる会の会費を払って頂いている方、スミマセンです。m(__)m

で、ここからが本題。
先週、なんとか完成した通信を封筒詰めを完了して市内の本局の郵便局に持って行ったときのことです。

「三種でお願いします」
「二つに分けてあるのは?」
「封筒の重さでわけてあります。重い方には領収書が入ってます」
「領収書ですか? 領収書が入っている封筒は三種としては受付できません」
「はあ? 今までは大丈夫だったんですけど」
「三種の封筒に入れられるものは決まっています。領収書は信書となるので入れられません。説明を受けていると思うんですけど」

ムッとしましたが、受付て貰えないと送れないので、その場のベンチで領収書の入っている約70通の封筒から領収書を抜く作業で1時間が経過。。。

「納得できないので、担当者を呼んでください。説明したっていう人。私は説明なんか受けてませんけど」

出て来た担当者は、まったくの無知識。

「あなたじゃ話になりません。ちゃんと説明のできる人を呼んでください」

今度は上司らしきベテラン職員が分厚い郵便業法の資料を抱えて登場し、私への説得説明がはじまりました。

「ほら、ちゃんと書いてありますでしょ。『定期刊行物には、差出しの際、注文用又は返信用に充てるため、払込書用紙又はこれに類する物1枚及びあて名を記載した郵便葉書又は封筒1枚を添付することができます』って。だから、払込書はいいんですけど、領収書はダメなんです」
「でも、三種の場合、刊行物に料金が決まっていて、それに対する払込書がいいのなら、それに対する領収書だっていいはずでしょ」
「払込書には個々の名前が入っていません。でも領収書の場合は個々の名前が入っていて、信書にあたるからダメなんです」
「でも『払込書用紙又はこれに類する物』って書いてあるじゃないですか」
「領収書は信書です。信書は『類する物』には当てはまりません」
「じゃあ『類する物』って何なんですか? ちゃんと説明して貰えないと納得できません」

そのベテラン職員も結局のところ私を納得させられるような答えを持ち得ず、というか、郵便業法を読むだけの読解力もなく、逃げるように奥へ。。。
ここまでで、さらに1時間が経過。。。

「専門家に電話で問い合わせてみました」
「専門家って誰ですか?」
「郵便業務関係で郵便局でお世話になっている弁護士の方です」
「で?」
「領収書は『類する物』に含まれるとのことでした」
「は?」
「申し訳ありません」
「じゃあ、さっき一通一通抜き出した領収書はどうなるんですか?」

この後、ベテランと窓口担当と私の三人で、領収書の入れ直し作業で、さらに1時間が経過。。。
結局、郵便局で発送するだけのことに3時間近くも費やしてしまいました。(; ;)

「あなたたちはいいですよね。何やってても給料一緒だから。私は、あなたたちのせいで失った3時間を返して欲しいんですけど」

何を言っても、返ってくるのは、ただただ謝罪の言葉の羅列のみ。。。
お詫びの気持ちがあるのなら、せめて郵貯を預かるときに配ってるティッシュとラップのセットぐらい寄越せっちゅーの。
でも結局、物品配るにもこれまた内部ルールがあるのか、なんにもくれないのが郵便局です。
あー、アホらし。。。

結論。
第三種郵便の発送の際、クレームを受けることが多々あります。
でも実際のところ、郵便局の窓口職員は無知であるケースが多いです。
納得できない場合はとことん質問するべきだと……私は思います。

ただし、時間に余裕があるときに限ります。 (-_-)v

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コメント

前略    レインボーおやじ 様

人間は「権力」を持ってます。
私も 「権力」を持ってます。笑

「権利」を主張する「力」ですね。

「権力」を主張する場合は・・・
「暴力」となります。

レインボーおやじ様は・・・
「正しい権利」を主張されました。

そんな御父様を・・・
ヒロキ君は尊敬しています。

合唱おじさん         拝  

投稿: 合唱おじさん | 2010.12.16 20:57

ブログは冷静に書いてみたつもりですけど。。。
郵便局ではブチ切れてしまた。>自分 (^^;

投稿: レインボーおやじ | 2010.12.16 23:22

レインボーおやじさん、ご心情お察しします。
m(_ _)m

わが家に届きました「つくつく通信」が、そんな大変なご苦労があったなんて‥。
ほんとお疲れ様です。m(_ _)m

理不尽な事や、窓口職員のお馬鹿ぶり、無駄足ばかりさせる役所には、私も何度かブチ切れそうになった経験があります。
ヽ(*`o´)ノ

もっと、窓口にいらっしゃる方々の身になって、真摯に耳を傾け、仕事に向上心を持って勤しんで欲しいもんです。

投稿: さとう まさみ | 2010.12.17 00:52

レインボーおやじ様
郵便局員とのやりとりお疲れ様でした。
>「領収書は『類する物』に含まれるとのことでした」
ありがたい情報を書いて頂き感謝です!!
私もあの事件のとばっちり締め付けにあい苦労しました。
通信のなかにボランティアさんにわかりやすく、ボランティアに来て欲しい活動内容を色コピー用紙でいれたら、広告とみなすと言われ、修正をしなければ認可を取り消すと脅されました。通信を隅から隅まで読んでもらえれば会の活動内容になっているのが一目瞭然なのにチェックされてしまったのです。
どうして違反扱いされるのか説明を求めに行きましたが、「お宅の言うことは分るし、気の毒に思うけど、本社がそういってきているので直してください。」の一点張りでした。
物品販売のチラシを入れているところには、全然御咎めなくて、なんか不平等って感じました。
もっとプロのお仕事していただきたいものですね。

投稿: kirin | 2010.12.17 21:07

追加
色コピー用紙を挟んだわけでなく、通信のページのひとつにして存在してたのですけどね。

投稿: kirin | 2010.12.17 21:12

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