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2012.12.28

2012年のおわりに。。。(5)

1月にニューヨーク上映会に招待して頂き……それが私にとっての「ぼくうみ」の区切りになりました。
もっとも、昨年の3/11以降、ぼくうみの営業はおしまいかなって感じてはいたんですけどね。

ヒロキがいなくなって、その悲しさをぶつけてきた「ぼくうみ」です。
たった一人の私の長男の死が、一本の映画をつくらせてくれたんです。
一人の自閉症の子の死に、多くの皆さんが注目してくれて、同情や共感をいっぱいしてくれて、カンパ金が集まって、それで映画が完成しました。

3/11では、一度に2万人の人が命を落としました。
一人一人の命だったはずです。なのに、震災の被災者として、2万分の1の命みたいにどうしても受け取られてしまう。それがたまらなくて、私は講演でうまく喋れなくなってしまいました。喋れないとともに、なんかもうヒロキのことを喋りたくなくなってしまいました。

震災の題材にしたドキュメンタリー映画、ここ一年の間に結構たくさん観ました。
ほんと、たくさんの作品がありました。
で、私の感想は……いいなあと思う作品は少数で、「なめるな!!」って怒鳴りつけたくなるような作品の方が大多数でした。
なんていうのかな、他人事なんです。ドキュメンタリー作家を気取っているだけで、中身のない作品が多過ぎる。。。

今の時代、カメラの性能はいいし、編集はパソコンで出来るし、誰でも撮れるんですよね。
ツイッターやらフェイスブックで、誰でもネット上に参加出来るのと同じ。。。
自分の撮った作品(?)をニコ動やユーチューブにアップするのと一緒。。。

私は正直、そういう風潮が嫌いだったりしてます。

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