自己嫌悪
落ち込まなかった、と言ったらウソになります。
ただ、先輩に対して、怒りとかそういう感情は全然ありませんでした。かえって感謝したぐらいです。
アニメ界に入るきっかけをつくってくれたのもこの先輩ですし、それまでもいろいろ世話になってきたからこそ、きっちり言ってくれたわけです。でなければ、適当にヨイショしてくれるものだし。
ただ、自閉症を知らない、鬱や引きこもりと混同されているってのは、要するにこういうことなんだよなあ……ってしみじみ痛感させられました。
ショックだったのは、小説としての出来が悪いこと、というよりも……。
そもそも私はこの作品を、自閉をまったく知らない人に自閉をわかって貰おうと思って書いたのです。それなのに、私の作品はどうやら自閉を知らない人にチンプンカンプンな作品らしいのです。
そんなレベルの作品が懸賞募集で入選出来っこないのは、当然なわけで……。
脚本家としての才能もなかったけど、小説の才能はもっとなかったってことか……。(; ;)
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