変な口約束
その、ずっと壁に背中をつけたままでいた私の同志が話かけてきました。20代後半に見える男性です。
「あのぉ~、また、来ますよね?」
その口ぶりは「あなたがもう来ないと言ったら、私も来ないと言えるんだけどなあ」と言いたいかのように聞こえました。
私は、実は迷っていたのですけど、心の中を見透かされてしまったことが悔しくて……とは言っても、壁に背中をくっつけている姿でバレバレだったわけですが……つい「来るつもりだ」と答えてしまっていました。(^^;
「本当ですよね? 本当に来ますよね? じゃあ一緒に来ましょう。私一人っていうのは嫌ですよ。絶対約束ですよ」
もしこのとき、彼と口約束しなかったら、私はもしかしたら、2度と青年学級に顔を出していなかったかも知れません。そのぐらい、100人を超える障害者集団を目のあたりにして衝撃を受けていた私だったのです。
で、結果的に、私は彼に感謝することになったようで……。m(__)m
青年学級は月に2回の日曜日、午前中から夕方まで行われます。
それとは別に、毎週木曜の夜にスタッフミーティングというのもありました。
というわけで、私の月に6回以上も公民館に通う生活が始まったのです。
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