経験の大切さ
「習うより慣れろ」「百聞は一見に如かず」というのはまさに名言だと思います。
100冊を超える専門書の読破による知識なんて、100人を超える自閉症者との付き合いの足元にも及ばないことを、青年学級では、まさに身をもって体験させて頂きました。
ところが、本を何冊か読んだ程度の付け焼き刃の知識だけで自閉症のことをしたり顔で話す人たち、とっても多いです。特に自閉症児の保護者には多いんだよなあ。(^o^)
そういう人たちに会うと、ついつい苦笑してしまうわけで……。(^^;
ネット上の掲示板などによくあるケースなんですけど……。
診断を受けたばかりの新人お母さんの質問に「自閉症児は成長すれば多動はおさまりますよ~」「トイレもちゃんと自立するもんですよ~」なんてアドバイスしている先輩お母さんの書き込みなんか読むと、私は思わずギョッとしてしまいます。だってあてはまらない自閉症の人って大勢いるもん。。。
自分の子どものケースと、あとは数例しか知らないのに、自閉症のすべてを熟知しているかのように返答してしまってるんですよねえ。
ネットはつくづく恐いです。
新人お母さんは数年先輩お母さんのアドバイスを、頼って信じたい気持ちはわかりますけど、鵜呑みにしない方がいいです。子どもが同じタイプとは限りませんから。
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