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2004.08.22

転機

長男の自閉に確信をもった頃に、手塚プロダクションをクビになり……。
そのことを心配してくれる人があちこちにいてくださり、フリーになった途端にかえって増えたことは、そりゃもうとってもありがたいことでした。m(__)m

で、その仕事にうまくのめり込めたときはいいのです。もともと好きな物書き仕事ですから。熱中できると楽しくてたまらない……。

ところが、どうにも乗らない仕事のときがしんどくてしんどくて……。
なんせ、振り向けば自閉の息子がいるわけで……。
ちょっとしたことで精神状態がダッチロールを始めるし……。
親として、まだまだ藁にもすがりたい頃でした。
このままだと、息子が云々というより、自分自身がどんどん落ちて行き、どうにかなってしまいそうな感覚に襲われ……。
かといって、どうすることも出来ず、悶々とした毎日……。

そんな頃だったと思います。たしか長男が3歳の4月か5月頃のことです。
市の広報にとある募集記事が載っていました。

「公民館主催 町田市障害者青年学級スタッフ募集」

これって一体なんなんだろう???

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