障害者青年学級開級式
平成5年6月のことでした。
自閉の長男が幼稚園に入れて貰えた年。私が33歳のときのことです。
「あのー、市の広報を見たのですが……」
勇気を出して公民館に電話をかけると……もうすぐ開級式なので、百聞は一見に如かず、直接来てくれとのこと。
場所は、市内にある市の福祉施設。(ちなみに、私はそこが何をするための施設なのかも知りませんでした)
とりあえずの見学のつもりでした。
指定された日時に、私はその福祉施設に出向いて行きました。とりあえずは見学のつもりでした。
さして広くもないホールに100人を超える大人の障害者が集っていました。
彼らは、歌って踊って、元気いっぱいでした。
私はというと、とにかく愕然としてしまいました。
何にも出来ず、壁に背中をつけたまま、身動き出来ませんでした。
とんでもないところに来てしまった……。
それが私の偽らざる気持ちでした。。。
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