主客転倒
なんだかんだ言って、私は障害者青年学級にハマッていました。
毎週木曜の夜と月2回の活動日は、必ず公民館に行き、他にもなんだかんだと言っては公民館に顔を出していました。
脚本の打ち合わせ等でバッティングする場合も結構あったのですが、「あ~その日は無理!!」とか言って、ことごとく仕事の方の予定の方を変えて貰っていました。
活動は、朝9時に家を出て行き、学級自体は午後4時ぐらいまでなのですが、そのあともハンディを持つ仲間達と行きつけの喫茶店に寄り、さらに行きつけの居酒屋にも行き、気がつけば毎回深夜近く……。
仲間達はほとんど呑み代も持ってなく、結局はかなりの金額を払わされることになるのですが、そんなこと楽しさに比べればどうってこともなく、毎回必ず呑みに行ってました。
で、一人で浮かれて楽しがっていたわけですが、ウチに帰れば幼稚園児の自閉症の息子がいるわけで……。
嫁さんによくこう言われたものです。
「あなたは自分の家の障害児をみないで、よその障害児の面倒ばかりみていて、主客転倒している!!」
一瞬カチンときたものです。でも、言い返しはしないようにしてました。
いつか絶対、この経験が役にたつに決まっている、と思ってたので……。(^^;
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