スタッフたちとの出会い
青年学級でのハンディをもつ青年たち、そしてその母親たちとの出会いは貴重なものでしたけど……。
私にとって、実はそれ以上に貴重な出会いがありました。
それは、青年学級でスタッフをしていた人たちとの出会いでした。
ずっと物書きとして弱肉強食の世界にいた私にとって、彼らはそれまでに出会ったことのある人たちとは明らか別世界の人たちでした。
この人たちって聖人君子じゃないの、って思ってしまったほどでした。
スタッフにはいろいろ人がいました。上は50代から、下は18歳まで。
若い方のスタッフはほとんどが学生でしたが、それより上の人は、社会人あり主婦あり、仕事もさまざま。普通のサラリーマンあり、公務員あり、学校の先生あり、大学の教授あり、第一線のピアニストなんて方もいました。
そんな中で、私に一番の影響を与えた人たちは……。
市内の障害者福祉施設で指導員という仕事を職業としている面々でした。
それまでの私は、障害児が成長して障害者になったとき、 毎日通える施設が市内にあるなんてことも知りませんでした。
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