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2004.09.04

本当に聖人君子???

聖人君子なんて大袈裟だよなあ、って思われるかも知れませんが……。
私にとって、福祉業界にいる人たちって、ほんと聖人君子のように思えたんです。
何でこんなにも家族でもないまったくの他人である障害者のことを親身になって真剣に考えてあげることができるんだろう?

私なんて、自閉だと言われた自分の子どものことを考えているだけで精一杯。
障害者青年学級にスタッフとして参加したのだって、学級に通う障害者のためなんかでは全然なく、自分と自分の子どものために何かをどのぐらいフィードバックできるかしか考えていませんでした。フィードバックというと響きがいいですけど、要は見返りを求めていただけで……。

彼ら青年学級のスタッフたちは──多くは20代でした──障害者にだけでなく、右も左もわからぬままの障害児の父親&脚本家という珍しい人種の私に対しても優しくしてくれました。
というか、問答無用に飲み屋に連行されてしまっただけと言うか……。(^^;

いろいろな話をしてみると、彼ら(おっと、彼女らもいました)は聖人君子なんかじゃ全然ないんですね。そりゃもう酒癖は悪いし、好いた惚れたの話ばっかしてるし、エロ話は好きだし……。(^o^)
そんな奴らが障害者の福祉作業所というところで指導員という仕事をやっている。
それも、メッチャクチャ安い給料で雇われて……。

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