つづきのつづき
「じゃあ、地元の小学校行けるんですね?」
「校長次第だけど、ダメっていう校長はいないな。教育委員会のワーカーもなんか言うと思うけど、決定権ないから。俺と同じで」
「あはははは」
「んーと、障害児の学童保育っていうわけか」
「平たく言うとそんな感じです」
「んーと……」
「はい」
「南だしなあ」
「はい」
「いいじゃん。そういう声、出てたのよ」
「はい?」
「南にひとつもないから、なんとかしなきゃって声。土地高いから難しいんだけど」
「土地は、ウチを使いますから」
「ウチ?」
「二世帯建てて、母屋開けてあけたんです」
「施設用に?」
「はい」
「エラいっ!!」
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