つづきのつづきのつづき
「エラかないです。親だからなんかしなきゃと……」
「それがエラいの。いないんだよ、そういうの。誰かがやってくれるって思ってね、甘えてばっかなの。障害児の親」
「俺だって、息子が自閉じゃなかったら、青年学級にも行ってないですよ」
「青年学級にだって親いないじゃん。エラいって」
「あはは、褒められても……」
「子どもの施設も必要だって話し合ってたところなんだ」
「どこでですか?」
「福祉課」
「へえ……」
「タイミングいいかも」
「ですか?」
「南の地域でしょ。子どもの施設でしょ。両方とも次はって言ってた部分だから」
「ふーん」
「あ、ちょっと待ってて」
「はぁ?……」
« つづきのつづき | トップページ | つづきのつづきのつづきのつづき »
コメント