シナリオ誌バックナンバー(つづき)
そういえば、ぼくうみのことを書いた文章もあったよなあ、と思い、探してみたところ、ありました。こっちにもちゃんと付箋が貼られてました。(^^;
昨年の暮れ、ぶどう社という福祉専門の出版社より小説を発刊させて頂きました。
「ぼくはうみがみたくなりました」というタイトルで、自閉症というハンディをもつ青年を主人公にした作品です。地味にしか売れてませんが、狭い自閉症業界では有名な一冊として扱われています。
障害者がでてくる話となると、すぐお涙頂戴ストーリーを想像されちゃうんですが、全然そういうのじゃないつもりです。
作協の会員として末席に名前を残している身でもあり、当然のように「映画にしたい」とは考えてはみるのですが……現場を離れて久しいし、もともと脚本家として大した仕事も出来なかったからコネもないし、今では某福祉施設の代表などというしがらみのような肩書もあり、何をどうすれば映画に出来るのか、さっぱりわかりません。
どなたかアドバイス伺えれば、なんて思ったりもするんですけど……あはは、甘い考えですね。
うーん、レインマン以上の作品に仕上げる自信はあるんだけどなあ……。
(月刊シナリオ2003年6月号「作家通信」より)
そういえば、これ読んだからって作家教室時代に一緒だった奴がメールくれたっけ。彼女(いや、嫁サンだったかな)がパニック障害で結構大変とか言ってました。
売れないながらも演出の仕事で喰いつないでいる、って書いてあったような。。。
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