最近読んだ本
『イケイケ、パニッカー 自閉症の子育てマンガ&エッセイ』
高阪 正枝 (著) クリエイツかもがわ
【ネット書店にあったコメント】子どものひとりが自閉症であることをきっかけに、好きだった絵を添えて生まれた一冊。子育ての日常をユーモアと、鋭さあふれるマンガとエッセイで綴る。子育て・保育・教育のヒントがちりばめられている。
【感想】私とほぼ同じ年頃の息子さんを持つお母さんの著作。気持ちがわかるゆえ、そのぶん読んでいてどんどんクラくなってきてしまいまして……。m(__)m
『自閉症の子を持って』
式部 隆 (著) 新潮新書
【ネット書店にあったコメント】長男が二歳の段階で軽度自閉症と診断された。医者は「適切な訓練」を受ければ、小学校入学時までに健常児に等しいレベルになると言う。しかし、「適切な訓練」を求めた著者の先には数々の障害が待ち構えていた。「重度障害者重視」の福祉政策、専門医の決定的不足、「特殊学級」を強いる教育関係者、そして時に鬼と化す自分自身の心……。これまで語ることの少なかった自閉症児の父が綴る、渾身の手記。
【感想】自閉症児の父親としてものを書くのは10年早いかなって思いました。m(__)m
『光とともに…』7巻 8巻
戸部 けいこ(著) 秋田書店
【ネット書店にあったコメント】いろんなトラブルや問題を乗り越え、もうすぐ6年の光君。目を見張る光君の成長に、雅人パパも将来の就労の夢を広げ、仕事に燃える。
【感想】戸部サン、どうにも自閉ネタ切れ感が。パパのリストラ大逆転話、どーでもいいです。m(__)m
『十人十色なカエルの子』
落合 みどり(著) 宮本 信也(医学解説) 東京書籍
【ネット書店にあったコメント】学習障害・自閉症・アスペルガー症候群など、発達障害全般について、特別支援教育のコツを解説。特に、自閉症の子どもの家族や担当する教員、自閉症やアスペルガー症候群の子どものために、わかりやすい絵で具体的に説明。
【感想】わずか30分で読了。対象がよくわからないです。新人お母さん向けの本ってことなのかな。本人達にカエルのたとえが伝わるとは思えないので……。m(__)m
『くらやみの暗闇の速さはどれぐらい』
エリザベス ムーン (著) 小尾 芙佐 (翻訳) 早川書房
【ネット書店にあったコメント】製薬会社に勤め、幸せな日々を送っていた自閉症のルウは、画期的な治療法があると知らされるが......人間のほんとうの幸せとは何かを描く、21世紀版「アルジャーノンに花束を」。
【感想】アスペルガーが最も絵が描けている作品かも。中盤までかなり楽しく読めましたが、アルジャーノンに花束をと比較するのは無理があります。私など期待し過ぎてしまったゆえ、読後感がどうにも……。m(__)m
…と、まあ、思いっきり辛口です。(^^;
ただ、どの本も私の小説よりは売れているわけで……。(; ;)
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虹父さん
ご無沙汰しています。
私も自閉症関係の本を乱読していますが、知らない本ばかりで、まだまだ、あるんだな~と感心しました。
ご紹介の中では「自閉症の子を持って」に興味を持っています。
変だな、普通じゃないな、と感じながら育てて大人になってしまった息子へのせめてもの罪滅ぼし(?)で、参考になる本は出来るだけ読みたいのですが。20歳以上の人の対応についての本ははほとんど無いんですね。
結局、試行錯誤して息子とかかわっていくしかないようですね。
投稿: ポインセチア | 2005.07.31 00:39
>>ポインセチアさん
お久しぶりです。m(__)m
大人のこときっちり書いてくれてる本としては、明石洋子さんのものぐらいしかないですもんねえ。
…と言いつつ、まだ3冊目を読んでないのですが。(^^;
最近は専門家の執筆する自閉専門書の類はまず読みません。めんどくさくって。(^^;
個人的には、アスペ本人さんの書く本が好き(?)です。いろいろ驚かせてくれますし。(^^;
投稿: 虹父 | 2005.08.01 19:21