ああ、孤独感・・・
孤独感に苛まれています。
ここのブログを覗いてくださる方は今でも大勢いてくれるし、映画制作を応援してくださっている方も大勢いてくれるし、カンパ金は実際に900万円も集まっているし……。
それでも、孤独感が強いってのが、本音です。
たぶん、映画制作に向けての作業を、実質自分一人だけでやっていて、その自分があまりに無力で進展がまったくないからなんだと思います。
孤独なこと自体は、私の場合、結構平気な性格です。
脚本を書くのなんてこと、ひたすら孤独な作業なのにもかかわらず、物好きにもその作業を仕事にしていたぐらいですから。
ただ、映画制作は違いました。どう考えても一人でやれる作業じゃありません。
なのに、現時点では一人でやっています。
精神的な応援より、実作業としての応援が欲しくてたまらない今日この頃です。
早く見つけたいと思うのですが、全然知らない映画業界、お金を集めることと同様にとっても難しいです。
思い返してみれば……福祉のことはじめるときも、最初は孤独でした。障害児はヒロキ一人。右も左もわからない状態からのスタートでした。
でも、孤独だったけど、辛くはなかったです。いつもそばにヒロキがいたから。ヒロキがいたから頑張れた……。
今は、いないヒロキのために頑張らなきゃならないって現実が、孤独感に拍車をかけてきてくれます。
自分は一体なにやってんだろう? という思いとの葛藤が辛いです。
私は結構器用みたいです。笑うことも出来ます。はしゃぐことも出来ます。
でも、実のとこ、楽しくないんです。
なにをしても楽しいって感じられなくなってしまっています。
ヒロキがいなくなって以来、心底楽しいと思ったこと、なにもありません。
ヒロキがいなくなって半年……。
今が一番気持ち的に落ちているのを感じます。
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映画製作を一人でされているんですか?
それは大変なことだと思います。
アルバイトを募集されてはどうでしょうか?
私は芸大の出なので、好きで自腹をきって映画製作をしている人がたくさんいるのを知っています。
そういう人たちの中には、映画製作に関われるなら、多少時給が安くてもやりたい。または賃金なしでもやりたい。という人がけっこういます。
体力もあるし、若い熱意にあふれています。
映像学科のある芸大に直接問い合わせて、募集の張り紙をされてはどうかと思います。
実は私も小説を専攻していたので、創作者としてのレインボーおやじさんの気持ちもわかります。
何かを作り上げたい、その気持ちはとても応援したいです。
だから、自分の体にも気を使ってがんばってほしいと思っています^^
投稿: 裏庭 | 2006.10.20 19:04
今欲しいのは、きっちりとしたノウハウを持っている人なんです。お金集めや実際に現場を転がせるだけの知識を持っている人。私が頼ることの出来る人……。
なかなか見つからないです。(; ;)
ちなみに、私も芸大です。
って、日芸ですけど……。(^^;
投稿: レインボーおやじ | 2006.10.20 19:50
ああ、それはなかなかいないですよね^^;
日芸出身なら日芸の教授にいい人いないんですか?
ちなみに私は大芸大なので全然たいしたことないですけど(>_<)
教授が映画監督とか、舞台監督とか、小説家とか、ほとんどそんな感じだったので。
教授のつてで映画や演劇やる人多かったですよ。
投稿: 裏庭 | 2006.10.20 22:14
>お金集めや実際に現場を転がせるだけの知識を持っている人。
大変ですね。
現場を転がせるだけの知識を持っている人、というのは非営利の劇団、サークルさんでやりたい人はいっぱいあるように思いますし実際すぐではなくても計画を練れば実現可能だと思いますが。
お金についてはやはり熱意が必要だと思います。
貴方の熱意、またたとえば劇団員さんが実際に何らかの活動を始めれば彼らの熱意が応援資金を呼ぶ可能性があるのではないでしょうか。
以前企業へのコンタクトをとられたようですがやはり企業を動かす熱意が伝わりにくかったのだと感じます。
何のために映画を作るのか、亡き子への鎮魂歌なのか。
それならそれでよいと思います。
自閉症を広く認知させるためであれば叙情的なムード以上に教育的なコンセプトが前面に出るほうがよいと思います。
いずれにせよエネルギー切れであれば白紙撤回もありかと思います。
また以前企業の方が提案されたビデオ撮りでDVDにて配布という道を考えられてはいかがでしょう。
その完成品をプロモーションとして映画として再構築し、改めて企業の寄付を取り付け映画制作へ、と進むのが現在一番現実的な未知だと思います。
厳しい意見かと思いますがひとつのアドバイスとして受け止めてください。
>私が頼ることの出来る人……。
頼ろうという腹をくくらないと難しいですよ。
精神的にそれができない状態なのではないですか。
まずあなた自身に正直になられるといいかと思います。
せっかくのみんなの輪も手放してしまいますよ。
投稿: じろう | 2006.10.24 13:11