2006年のおわりに。。。(13)
エールを送るのは、辛いことを知っているから。
これは経験してない人には絶対にわからないことだから。
かっこよく「エールを送る」なんて言ってるけど、本当は羨ましいのです。
あの障害児の子育ての辛さを、私がいつしか醍醐味のように感じていたしんどさを、私はもう味わえないのだから……。
まだまだヒロキと一緒にやりたかったことがいっぱいあったのに。
それが、もう出来ない。
この辛さもまた、経験しないとわからないことだと思います。
でも、無理してわかって貰おうとは思いません。
みんな、頑張って障害児を育ててください。
だから、エールを送るんです。
もし「映画をつくる」って言い出してなかったら……。
私は何もすることがなく、何をする気にもなれず、かといって死に急ぐことも出来ず、廃人のようにヒロキとの15年間の思い出にすがりながら、それでも時は過ぎ、ただただ自分を誤魔化しつつ年明けを迎えてたような気がします。
「映画をつくる」って宣言してよかったです。
今さらながら、自分で自分を無茶苦茶だよなあとも思います。(^o^)
今回の年度末の連載(?)は、実は何が書きたかったかというと、「映画制作を全然諦めていない」ということを言いたくて、そのためにはヒロキの事故のことから思い起こして書かなければと思って、それで徒然書いてきた次第です。
あと3日だ……。(^^;
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