「封印」を解く・・・
封印を解く、というと、なんかロールプレイングゲームの用語みたいですが……。(^o^)
去年の夏、とりあえず書き上げた「ぼくうみ」の脚本、準備稿として、ずっと封印していました。
映画化の企画が動きはじめない限り、いちいち修正なんかしたところで単なる自己満足。そんなの意味ないことわかっていたので。それよりお金集めのこと考えた方がよかったし。周囲には、ちゃんと完成してる、とか言って、脚本を配ったりしてましたが、自分では実は全然目を通してませんでした。(^^;
先週、その封印を解きました。
お願いする監督を決めた限り、脚本の見直し作業が必要となるからです。脚本家のイメージと監督のイメージのすり合わせもまた、脚本家側の仕事なわけです。
自分が原作で、自分が脚本で、自分が一番の出資者なのに、脚本直し食らって、でもそれが一種の快感だったりするのは、脚本家としてのマゾ根性が残っているからでしょうか。(^o^)
ほんと、久しぶりに自分の脚本を読んでみました。
完璧、でした……というのは冗談で、うわあ、こりゃどうやって直そうか、と。(^^;
土曜日から、修正作業に入ってます。
日曜日は完全に丸一日……。
でも、これがまた、ムチャクチャ楽しかったりしてます。
ウニ状態になった脳みそ、を焼酎お湯割で癒してます。> 今 (^^;
半年前は、それこそ悲しみと闘いながらの執筆でした。それが自分の脚本から感じ取れます。
今は……あの頃に比べればかなり余裕あるみたいです。
で、注文の受けた以上の直しを、自分でガンガンやっちゃってます。
小説になかった新規のエピソード、勝手にどんどん入れちゃってます。
どうせノーギャラだし。
小説のファンを、さらに映画では驚かして、かつ泣かしてやろうという脚本家根性です。(^o^)v
ただいま、全編のうち、半分をちょっと超えたあたり……。
この先、クライマックスに向かって登場人物達がどう勝手に動いてくれるか、書いている自分が一番ワクワクしてたりしてます。
やっぱプロデューサー体質じゃなくて作家側のキャラなんだよなあ……。> じぶん (^^;
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新規のエピソード、泣かせるって・・・。
キャー、ますます、映画観るのが楽しみになっちゃうじゃないですか!
頑張ってくださいね!(^^)!
投稿: ぴろっぴー | 2007.03.12 10:57
監督の世界観と、脚本家の世界観は別物ですから…。
それに関連して。
映像化するにあたって演出はどうしても必要になるけれど、自分が出た某映画については、ちょっと作り込みというか、演出をし過ぎてしまったように感じています。
レインボーおやじさんと映画の監督氏には5年後、10年後になっても十分観るに堪えうる作品をお願いします。
投稿: さと坊 | 2007.03.12 22:05
先週の土日に頑張って以来、いろんなことに忙しくて、後半に全然手をつけられていません。
カントクも忙しいのか、連絡してこないし・・・。
投稿: レインボーおやじ | 2007.03.18 19:06