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2008.09.27

福祉って?

昨晩は、市内にある某社会福祉法人の理事会でした。
通所者+職員で200人を超えているような。市内でも有数の大所帯です。
私は、そんな施設の理事をやるようなウツワでは到底ないのですけど。。。
理事長は同じ歳、施設長や職員の面々には青年学級の元スタッフや中学の後輩なんかもいて……なぜか引き受けてしまっています。
通所生の親、教育関係者、銀行OB等々のなか、中学で障害児を失った父親は、なんていうか、居づらかったもしています。(^^;
予算規模はつくしんぼの10倍以上。補正予算の話なんか聞いてても、額がデカ過ぎて私にはどうにもピンときません。

で、思うのです。
福祉って何なんだろう? って。
彼らは、何であんなに一生懸命に福祉やってるんだろう? って。

私には……他人事でした。
私は、ヒロキが自閉症だったから、福祉に首突っ込んだだけの奴です。
ヒロキがいなくなってまで、福祉にいる自分に疑問を感じてる奴です。

福祉だけだと、私は息が詰まってしまいます。
物書きやってる頃は胃に穴があくことはあっても、息が詰まることはなかったっけ。

来週は、今度はつくしんぼの理事会です。
うっかりNPOにしてしまったので、理事会と呼ばにゃなりません。

つくしんぼの活動も、福祉なのかなあ?
たしかに、福祉から補助金は貰ってるけど。。。
私にとっては……今でも単なるヒロキの遊び場だから。。。

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コメント

こんにちは。
うまく言えないんですけれど、「福祉って何だろう?」という疑問を抱かれたレインボーおやじさんの気持ちって、何となくわかるような気がします。

私の場合、知的障害者施設を運営する社会福祉法人、という現場で仕事をしてたときには、理事会をサポートする事務部門に在籍してたこともあって、わき目もふらずに仕事してたようなところがありました。

でも、いざ現場から離れて別の業界に転職してみると、何というか、過去の「福祉」が何とも異質なものとしか見えてこなかったんですよ。
うまく表現できないんですけど、でも、何かが違う。しっくりこないんです。
「どうしてあそこまで打ち込んでいたんだろう?」「打ち込めたんだろう?」みたいな。
そして、「どんなに頑張っても、外に力が作用していっていないんでは?」という、福祉業界の現実みたいなものを感じましたね。

言葉は悪いんですが、福祉の現場っていう所は「井の中の蛙」みたいなものがあって、どんなに頑張って、どんなに良いことを訴えても、関係ない一般人には「ふーん。それで?」で終わってしまう。
はっきり言って、対岸の火事みたいな感じでしか受け止めてもらってないような気がします。
まして、転職以後、自分が勤めてた法人の状況さえ、全く外に漏れてこない!何が行なわれてるのか、わからないんです。
となると、「なんであそこまで頑張らなきゃいけなかったの?」と、ある意味「??」となってしまう。
「なぜ?」と思っちゃったんです。

レインボーおやじさんが感じた「しっくりこなさ」っていうのも、もしかしたら、そんなところなのかもしれませんね。

おやじさんが感じていることは普通の感覚なんじゃないかなぁ。

所謂”福祉バカ”って呼称で呼ばれている人達も一回は外の空気を吸うべし。

そうすることでまた新しい発想も生まれると思います。

…しかし、そういう”福祉バカ”っていう人達がいるから、多くの障害者が生きていけるのもまた事実。

おやじさんはつくしんぼを始めるにあたって、ヒロキくんが生きている間、そういう人達がいたからこそ、つくしんぼも始められてやってこれたんじゃないかい?

僕は一応、障害者ですけど、福祉についてはあまり詳しくはありません。

ただ、6年間、福祉系の大学にいて一番学んだことは、
これからは、福祉の世界だけに閉じこもっていては駄目なんだ。ということです。

まろくんさんのおっしゃるとおりだと思います。

前略
愚僧の寺にも・・・
「ホームレス」の方々が
食事を求めてやって来られます。
認知症の親父と・・・
同年代の「ホームレス」の
御方様と 「お話し」ていると・・・
なんだか・・・
とても嬉しかったんですよ。笑
何だか 自分が癒されたんですよ。笑
その日は「しあわせ」でした。
福祉に携わることで・・・・
その方の方が救われることも
多いと思いますね。
合唱おじさん  百拝

はじめまして。
思ったのですが、福祉というのは、高齢者とか障がい者とか、そういう福祉をすぐに必要としている人たちにとっては無くてはならないものですし、そこに関わる人達も一生懸命頑張るんですけれど、そうでない人にはどうでもいいみたいな所があると思いました。
だから、レインボーおやじさんもヒロキくんのことで直接関わらなければならない時は一生懸命だったのでしょうけれど、そうで無くなった今はどこか他人事に感じてしまうんじゃないかと思います。
結局、まろくんさんがおっしゃってるように、福祉というのは、そういうものを直接必要としてる人以外にははっきり言ってどうでもいいような所があるので、一般の人達はあんまり関心を持とうとしないし、福祉施設とかで働いてる人も一般の人達に伝えていこうとしなくなって、ますます閉じ篭った世界になっちゃうんじゃないかなと思いました。
カズさんがおっしゃってる“福祉バカ”というのも、そういう所から発生しちゃうんじゃないかと思いますので、やっぱり外の空気を吸うべしだと思います。

福祉って何でしょう、私は今日長野で施設を運営している宮下さんの話に感銘を受けました。
障害が重いだから分からないだろうと思っていも実は分かっている。重い障害があるというだけで迷惑をかけていると思っている人は、買物に連れて行ったら欲しくても自分から言い出さない。引っ張って意思表示できるのに、職員が買物かごに入れるのをただ待っている。
そんなことを聞いていると、また泣いてしまいました。
また施設の職員からは、自分たちの使命だと思ったことを聞いたそうです。
①その人なりに頑張っているいることを褒めること。
②昨日と違うその人を見つけることだ。そういう意見を聞いたそうです。

レインボーおやじが福祉の世界で活躍すること、それは18才のヒロキ君も喜ぶことではないでしょうか。

そのお気持ち、なんとなくわかる気がします。

…と、福祉(生活保護)を受けている立場のBUNTENは言ったのだった。m(_@_;)m

なんか、めずらしくたくさんコメント頂いてしまったようで。。。(^^;

私の場合、基本的に自問自答なんです。
結局、自分で決着つけなければならない内容だから。
いや、決着つくとも思ってないけど。。。

要は、ずっとヒロキがいないこの先、どうやって生きていくか、だけのような。。。

はじめまして。鮫島と申します。
私には6年生になる障害児がおり、介護ヘルパーを仕事として福祉に携わっていた事もあります。その子の子育てをしながら、また福祉の仕事をしていた経験から思う事は、今の福祉のありかたでは息が詰まる、行きが詰まると感じています。親であるがゆえ、人としての倫理観、などから私も半ば義務であるかのように没頭していましたが、結局それは私自身が無理をし不自然な形である為、息が詰まり結果的には本人の為となっていない矛盾を感じました。私がまず私らしく、それが子供が本人らしく生きていく事に繋がるのだと思っています。福祉は自然に人と人との間に現れるものであり、創られるものではない。不自然なものであるから、浸透していかないんだと思います。

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