2008年のおわりに。。。(6)
助監督が決まり、キャスティングと制作ラインをお願いするプロダクションが決まり、脚本の決定稿も出来上がり。。。
いろんなことが着々と進行していきました。
そんななかで、私が一番不安だったのは、主役の淳一役のできる役者がはたして本当に見つかるか? でした。
他の配役はキャスティングプロデューサーにお任せしておけばなんとかなるだろうと思っていました。ただ、淳一役だけは別です。この自閉症の青年の役だけは、私が選ばなければならない、私が探して来なければならない、と思っていました。
だから、いろんなところに顔を出して、若い役者さんたちを見て回ったりしました。
でも、普通の役を見て、自閉の役が出来るかどうかを想像するなんて、私なんかには到底出来っこありません。
まぁ、私に出来ないんだから、他の誰にも出来ないかな、は思いましたけど。(^^;
結局、予定通り、オーディションで探すことになりました。
こんな地味な企画のオーディションに応募してくる役者さんなんているの? なんていう私の思いは杞憂でした。
最終的には、私は300人を超える淳一役希望の若い男優さんたちとの面接に立ち会うことになりました。。。
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