器用貧乏

小学校高学年のときの担任と、中学校時代の担任に、同じことを言われてました。
「何でもそこそこにこなすけど、突出したものがない」と。
どの教科もまんべんなく中の上でした。でもトップを取れる教科は皆無でした。

脚本家時代にも、同じことを言われてました。
「突出した才能はないけど、65点の作品をコンスタントに書けるライター」と。
ハズレを書かないので、仕事は地味に続いてました。

脚本の勉強も宅建合格までの勉強も経理の勉強もパソコンの勉強もホームページ作成の勉強も、他人にものを教わることが嫌いな私は、すべて独学だったりしています。どれも中途半端だけど。

要するに、単なる器用貧乏なんですね。＞自分

この半年、器用貧乏だからこそ、なんとかやってこれたような気がします。
つくしんぼの事務・経理・渉外仕事を転がしつつ、自営の仕事の事務・経理・営業もこなしつつ、映画の自主上映の方も受注・発送・メール対応・事務・経理・スケジュール管理・出張講演等々、すべて一人でこなし。。。.
こんなの、器用貧乏じゃなきゃやれやしませんって。
っていうか、福祉やりながら本出版する人ぐらいなら沢山いるけど、映画までつくってしまうような器用貧乏、私の他に……いないよなあ。(^o^)v

でも、器用貧乏にも限界はあるわけで。
肉体労働は休めば回復するけど、脳ミソの疲れはなかなか取れません。歳でもあるし。。。

もともとがシングルフォーカス。マルチタスクは苦手です。
脚本書くとき、小説書くときも、すべての雑用排除しないと書けなかった奴だし。

そんな私を、某脚本医療観衆の先生は「アスペだ」と診断(?)してくれてます。
ここまでとことん器用貧乏なアスペって、いるんだろうか???
ま、診断基準はいろいろってことね。 (^o^)