教育新聞の記事
教育新聞の記事を依頼され…2回目です…今回は一面の「円卓」というコーナーの記事なんですけど。。。
いろんな人が毎回エッセイ風に書いているコーナーなんですけど、みんな同じような偉そうなことばっか書いていて、どうにも面白くない。
そんなわけで、私はついついイタズラ心。。。(^o^)v
で、掲載紙を送って頂いたのですが……あれ? 「円卓」には別の人の文章が。。。
号数間違えて送ってきたのかな???
よく見たら、最後のページに「つぶやき」なんていう意味不明のコーナーとして載ってました。
しかも横書き。せっかく円卓」に合わせて文字数(縦書き1行10文字)で視覚効果狙ったのに、これじゃ意味ないじゃん。
エッセイの体裁じゃないし、真面目な学校関係読者を怒らせてしまう危険性もあり……編集長にボツにされ、かといって載せないわけにもいかないゆえの苦し紛れ???
というわけで、以下、掲載記事です。
発達障がい?
「いかない」
「え?」
「がっこう」
「どうして?」
「どうしても」
「理由を教えて」
「おしえたくない」
「教えてちょうだい」
「いやだもん」
「そんなのダメよ」
「いきたくない!」
「行きなさい!」
「いきたくない!」
「行きなさい!」
「ママもいじめる」
「誰を?」
「ぼくを」
「も?」
「……」
「いじめられたの?」
「……」
「誰に?」
「……」
「お母さんに教えて」
「……みんなに」
「みんな?」
「……しょうがい」
「そう言われたの?」
「うん」
「発達障がいって?」
「うん」
「誰に?」
「せんせい」
「先生が言ったの?」
「うん」
「先生がみんなに?」
「そう」
「そんな……」
「とくべつだって」
「それで?」
「みんながやさしい」
「ならいいじゃない」
「いやだもん」
「なんで?」
「とくべつはいやだ」
「だから?」
「がっこういかない」
「困ったわね」
「しょうがいって?」
「え?」
「なんなの?」
「うーん……」
「わるいこと?」
「悪くはないわよ」
「みんなとちがう」
「誰が?」
「ぼく」
「違わないわよ」
「みんなできる」
「何が?」
「べんきょう」
「……そうかな」
「ぼくだけできない」
「少しだけね」
「ぜんぜんできない」
「それが悔しいの?」
「うん」
「なら学校やめる?」
「……」
「やめてもいいのよ」
「いやだ!」
「何で?」
「ともだちがほしい」
「そっか」
「ともだちがいない」
「お母さんがいるわ」
「ともだちじゃない」
「……」
「なおる?」
「え?」
「しょうがい」
「うーん」
「ずっとなの?」
「どうかなあ」
「バカヤロー!」
「……ごめんね」
「もういいよ」
「今日は休もうね」
「いいの?」
「日曜日だったわ」
うーむ、やっぱり「円卓」には載せられないわな。
次に書いてくれる人がいなくなる。。。(^o^)
こういうユニークな文章読むの初めてです。こういう形、流行るかも。
投稿: あらたけしょーじ | 2011.09.26 07:04
「みんながやさしい」
「ならいいじゃない」
「いやだもん」
「なんで?」
「とくべつはいやだ」
ああ、とってもよくわかる!
あきらめないで生き続けなさい、と言ってあげたいです。
世界のどこかにあなたを待っている人がいるからって。
そうやって内面を磨いて、我が子を蹴り出すのがお母さんの仕事です。
投稿: みやび | 2011.09.26 08:34
泣ける。じんじんと泣ける。学ぶってなんだろう。学ぶって大事だよね。なかまってなんだろう。なかまって大事だよね。ホントの学び、なかまをいつももとめてるんだよね、みんな、きっと…。
投稿: だ | 2011.09.26 22:58