障害児の顔を見たら福沢諭吉と思え???
障害者自立支援法もなんのその。東京都単独補助金で15年。少額ながらも固定の予算でぬくぬくと継続してきたつくしんぼでしたが。。。
あ~あ、ついに荒波に放り出されます。
H24年度より児童福祉法内に児童発達支援事業および放課後等デイサービス事業が創設されるに至り、これまでの児童デイサービス事業は自立支援法内よりそちらに強制移行。それに伴い、東京都福祉局系の単独補助金事業もそちらに強制移行となります。
東京都の温情(?)で、ウチらには一年間の猶予期間はあるものの。。。
移行せにゃならんのだから、適度には足掻くものの、移行準備は当然進めるしかありません。
で、移行後の金勘定のシュミレーション。脳みそが頭がウニになりそうです。
ウチらがやってるのは障害児の放課後の遊び場です。屋根のある公園みたいなモンです。
公園なんちゅーもんは、出入り自由な場所でしょーが。ふつう。
なのに。。。
公園に来た子どもの人数で、公園管理課の職員の給料が決まるか?
市民課の窓口で住民票とった人数で、窓口の職員の給料が決まるか?
児童デイから始めた事業所の人たちにこの感覚はわからんだろうけど……子どもの人数単価で、報酬額が決まるってことに、私は未だに納得していません。
だから、強制移行の時は、とっとと施設閉じてしまおうと、私は個人的には思ってました。
もうヒロキいないし。ヒロキのために始めた施設だし。。。
でも、続けたいって言う人がいるから。続けたい人が誰かいるんなら、私が強引にやめる必要もないかなと思い、続けてるだけで。。。
通所の障害児の毎日の人数単価で報酬額が決まるんだってさ。
一人来ると、約1万円なんだってさ。
障害児の顔が諭吉サンに見えてくるんじゃないの、そのうち。。。
あ~、アホくさ。ムキになってボラに徹し続けてやる。。。
あくまで仮定の話ですが、ぼくが「つくしんぼ」に来たら
1諭吉と。
公的サービスで全て賄うのはもはや無理だとは分かって
いますが、何でもかんでもお金に換算される時代という
のも殺伐だよなあって思います。
投稿: さと坊 | 2012.02.16 02:26