2013年のおわりに。。。(8)
学生時代から、脚本家になりたくて。
倉本聡や山田太一のような脚本家に憧れて。
ゴールデンタイム書ける脚本家にはなれなかったけど、自分なりに頑張って、アニメ業界でそれなりに食える脚本家にはなれて。
でも生まれてきたヒロキが自閉症で。
脚本みたいな絵空事書いているのが嫌になって。
それよりヒロキのために何かしたいと思って、つくしんぼという障害児のための放課後活動の施設を始めて。
ヒロキのために「ぼくうみ」という小説書いて。自費出版なんかでなく、出版することも出来て。
ヒロキがいなくなって、「ぼくうみ」という映画をつくって。
母親の急死で、自営の仕事を引き継がざる得なくなり。
仕事、してきたよなあ……。
最後の仕事が終わって、燃え尽き症候群で。
生きがいと思えるような道楽なんて、この先見つかるような気もせず。
50歳過ぎて、一気に体調がおかしくなり。
施設はやってくれる職員に任せ、自営の雑用を転がしつつ、80歳過ぎて急激に老けた父親の代わりにリハビリのつもりで畑作業をはじめてはみたけれど。
定年後のサラリーマンが農業やってて、そんなの本当に生きがいになってるの?
仕事してる気しないし、生きがいにもならないんですけど。
仕事してる気がしないと、精神衛生上もよくないわけで……。
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