わが家のhistory(6)
子どもの頃、庭の小屋でウサギやらチャボやら飼ってました。
よくキツネ(だと思う)に食われました。
畑にはモグラの走った土の膨らみが縦横無尽に走っていました。
仏壇の内側で位牌に混じってアオダイショウがトグロ巻いてたこともありました。
町田市の南端に市する「旧南村」はそんな超ド田舎でした。
小学校の頃、裏山一帯の開発が始まりました。
東急不動産がひと山いくらで森林を買い漁り、ひと坪いくらで宅地を売りまくりました。
山の中にいきなり駅がつくられ、田園都市線という電車もやってきました。
わずか数年のうちに、わが家の周囲は「つくし野」という名の超高級住宅街に生まれ変わりました。
あっという間に、土地の価格が上昇。
固定資産税とやらを払わなければならなくなりました。
ちゃんとした農地なら税金安いのだけれど、ウチの畑は狭くて農地とは認めて貰えず、宅地評価だからバカ高い。
土地はあるけど金はない。
こちとりゃ生活費にさえ困っているというのに。
まったく迷惑な話です。
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