「やましたひろきくんの置き手紙」を書き上げる(7/100)
「おさんぽいってもいいよぉ」は、ヒロキとの15年間の軌跡をどうしても書き残したくて、ぶどう社の市毛さんに頼んで出版して貰った本だった。
ヒロキの人生としての15年は、私にとっての30歳~45歳の15年だった。
それから15年経って。
私にとっての45歳~60歳の15年を書き残しておきたくなった。
それが「やましたひろきくんの置き手紙」だ。
ヒロキがいなくなっても、映画を作って、上映会を続けて、つくしんぼも続けて、つくしんぼをバトンタッチして。
ヒロキの人生の延長線上で生きてきた15年だった。
なので「やましたひろきくんの置き手紙」は「おさんぽいってもいいよぉ」続編ということになる。
「やましたひろき」をタイトルに入れたのは、山下大輝という名前の声優が有名になってしまったからだ。
「山下大輝」で検索結果は、ヒロキの記事から声優さんの記事に完全に置き換わってしまった。
彼は「やましただいき」なので「やましたひろき」ではないのだが、漢字にすると一緒なので、これはもうどうしようもない。彼の誕生日が次男の誕生日と一緒なので、まあよしとしよう。どうせならもっともっと売れっ子声優になって欲しい。
月に1章ずつ書く作戦が「ぼくはうみがみたくなりました・その後」で成功したので、2匹目のドジョウを狙ってみたのだが、うまくいかなかった。
そのうえ、目が不調になって、執筆が完全に止まってしまった。
私は目で集中するタイプなので、目がダメだと文章が書けない。
ブログ記事程度の駄文レベルならなんとかなる。ブラインドタッチで済む。デスクトップ画面を見る必要もない。
ちゃんとした文章は画面上で推敲しなければならない。執筆モードを脚本家時代からそういう体質に染めてしまったゆえ、これはもう修正が効かない。今さら直す気もない。
だから、書くのがしんどい。
だけど絶対、最後まで書き上げてやるつもりでいる。
本にするかどうかはわからない。
最近は書籍化が安価で出来る。気まぐれで本にしてみる可能性もある。
売る気はない。事故満足でいい。
在庫になっても大丈夫。
私の葬式の時に配ってしまえばいい。
でも家族葬にしたらそれもできないから困るかも。
その時には私はいないので、心配する必要もないか。
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