予告編

My Books

アマゾン



  • アマゾンでは古本数冊…。


  • ずーっと売ってくれてます。m(__)m

(^o^)v

2023.03.12

春の香り

41ne7rgasrl_sx338_bo1204203200_

「春の香り」
脳腫瘍と闘い、十八歳で逝ってしまった最愛の娘へ
坂野和歌子/坂野貴宏 著

11歳で発症した娘の脳腫瘍。手術後、寛解したものの6年後再発、そして再再発。右半身麻痺、失語症に加え、失われていく光、精神症状を伴う発作と怒濤の日々の中で、これから先何があっても娘と向き合い、寄り添い、支え、抱きしめていこうと決めた父と母。闘病しながらの学生生活、夢を諦めず絵を描く姿、発作時の言動やその対処の様子など。父と母、それぞれの視点からの娘の闘病と介護の記録。

縁あって読ませて頂きました。
ヒロキとは事故と病気の違いはあるものの、子どもを失くした親の本という点では、「おさんぽいってもいいよ~」の本と一緒です。

ヒロキは一瞬でいなくなってしまい、そのKOパンチの衝撃はハンパじゃなかったのですけど。
自らの病気を自覚する子との闘病生活は、また違ったボディブローのような辛さがあったこと、伝わってきました。
ましてや脳の病気です。
脳自体が自分の脳に直接伝える辛さ苦しさ、一体どのぐらいのものなのか、想像が出来ません。
私の鬱症状なんて比較ならないような気がします。

著者の坂野さんは、高校の先生とのこと。
ふと自分の高校時代の恩師・奥山善一先生を思い出しました。
クラス替えのなかった我がクラスは、3年間ずっと奥山先生が担任でした。
その奥山先生は、私達の担任をやっていた時期、15歳の息子さんを白血病で失っていました。
でも、家庭の事情を学校に持ち込まない先生でした。
息子さんの葬儀の時、はじめて知ったぐらいでした。
奥山先生は、私が15歳のヒロキを失くした時、一番私のことを心配してくれました。
自分と一緒だから、だったからだと思います。
そんな奥山先生は、先生の引退以降、大好きな山が近くに見える安曇野に移住。数年前に亡くなりました。90歳ぐらいだったはずです。

娘さんの名前は春香さん。
春は、やっぱり淋しい季節です。
もうすぐヒロキの命日。。。
ヒロキ桜の開花は今年も早く、3/28を待たずして六分咲きです。

Img_1696

 

2023.03.08

3月。。。(桜通信 60)

気がつけばもう1週間。
「やましたひろきくんの置き手紙」の方の今月アップ分の原稿、実は1行も書けていません。
とにかくどうにも何にも書く気になれず。。。

ずっとオーディブル後遺症が残っていて。
それでも2月半ばは割と楽になってきていたのですけど。
後半になって一気に暖かくなり、頭も一気にぼんやり状態に。
こうなると、身体は動くにもかかわらず思考は停止。
諦めるしかありません。
無理して書いても文章がまとまらないことわかっているので。

ここ数日20℃超えが連日続き、それに身体が慣れたのか、少し楽になって来て。
この隙にとばかり、これ書いてます。(^^;

寒さ対策のためにサヤエンドウとソラマメにかけていた寒冷紗を外してビックリ。
中は思いっきり春だったのか、ソラマメがアブラムシ天国と化してしまっていました。
成長点やられちゃってるし、こりゃもうダメかも。。。

Img_1687

11月に首凝りから体調を崩し、12月末からオーディブルで体調崩し。
調子いいはずの冬場が今年は台無し。
おまけに早すぎる春到来。

ヒロキ桜がもう咲いてしまっています。
今年もまた雪解けならぬ脳溶けの半年が始まってしまった模様。。。

Img_1689

 

2023.01.14

今年も梅が。。。

今年も梅が咲きはじめました。
やっぱり父親の命日より後です。
早く咲いたのは、やっぱり父親がいなくなった年だけです。
不思議だけど、やっぱり何かあるんだろうな。。

P1140715

P1140717

 

2023.01.01

2023年、年賀。

20230101

バイクでふらふら。立石公園にて。

2022.12.31

2022年の終わりに。(6)

毎日ブログを書くのは大変だなあ、と最近つくづく思う。
以前は毎日書いていたというのに。

以前は無意識のうちにネタがあった。
今は無理だ。常にネタを探していないと、ネタが見つからない。
そんなのしんどい。

それだけブログのネタにもならない日々を繰り返しているってことなんだろうな。
穏やかな毎日。それでいいのか悪いのか。

以前だったら、それじゃあダメだと思っていたと思う。
でも今は、それでもいいか、と少しずつ思えるようになってきている。
外出だけでもストレスを感じる体質。
ストレスがなければ、体調が悪くなる可能性も低い。
体調がすべてを左右してしまう今日この頃。
選択肢はそんなに多くない。

体調の悪化は嫌だけど、単調な毎日も嫌だなあ。
とか、我が儘を愚痴れているうちはまだいいのかも知れない。
欲があるってことだし。

来年は「やましたひろきくんの置き手紙」は決着つけようと思う。
あとは、そうだなあ、カメラは飽きてきたし。
怪我した左手中指はほぼ治ったことだし、ウクレレは上達したいなあと思う。
還暦からの手習いは、これはこれで結構楽しかったりする。

Img_1637

1年のうちで一番好きな年末の一週間も今日まで。
宅配やスーパーなどで働いている人には申し訳ないが、私はあと一週間ぐらい年末が続いてくれると嬉しいのだけど。
明日にはまた新しい年が始まってしまう。残念。

来年末に「2023年の終わりに」を書けたとしたら、それはそれでよし、ということかも。

2022.12.30

2022年の終わりに。(5)

今年の年末はかなり元気だ。
年末までにやらなければならないことはほぼ終了。一段落している。
やり残しは「やましたひろきくんの置き手紙」の1月アップ分の原稿ぐらいだ。

ただ、今年はやたら目がしんどい。
目の状態がそのまま体調が直結しているような感覚があって。
最近はPC画面もあまり見ない。
なので、一太郎での原稿書きもあまりしたくない。
本もなるべく読まない。
でも、本は読みたい。

で、年末になって、スマホにオーディブルをダウンロードしてみた。
アマゾンの“聴く読書”というアプリだ。1ヶ月無料だ。
本屋大賞作品の「同志少女よ、敵を撃て」を聴くことにした。
読みたいけど買うほどでもなくて、4月に図書館リクエストしたけどいまだに200人以上の順番待ち状態ゆえ。。。
散歩しながら&エアロバイク漕ぎながら聴いた。運動にもなって一石二鳥だ。
途中で散歩の証拠写真も撮った。

Img_1632
(つくし野の風景)

Img_1630
(グランベリーモールにて)

全15時間半。面白かった。
本を読み終えた気がするから不思議だ。
足は疲れたけど、目が疲れないのが嬉しい。
ただ、なんとなく違和感は残る。慣れれば問題ないのかなあ。

頭がぼーっとしている状態でなければ、体力的には50歳ぐらいまでの自信はある。
ぼーっとしている時は70歳代以降だけど。。。

2022.12.29

2022年の終わりに。(4)

人生最後、みたいなことをとりわけ意識するようになったのは、津久井教生がALSに罹患してからのような気がする。
徐々に病状が進行していく様子を日々見聞きするのは、今年も結構届いた訃報以上にボディブローになっている。

少し説明しておくと。
津久井教生は声優。この秋に30年続けてきたニャンちゅうの声を教え子の後輩にバトンタッチしたばかり。
大学時代の同級生で、彼が中退後は連絡を取ることもなかったのだけど。
いつしか有名声優になっていて。
映画制作宣言した時に、実はずっとブログを読んでいた、と連絡くれて。
淳一役の役者捜しに協力してくれて。
映画の中では友情出演でラジオのDJ役もやってくれて。
イマジカでの最初の試写の時、映画が終わった直後、彼の顔見た途端に泣けてしまって。
埼玉方面で上映会ある時には必ず来てくれて。
一緒に舞台に立った時には喋りの下手な私の代わりにトークをリードしてくれて。
彼にはきっと大勢の友人がいるんだろうけど、私は友人少ないから、一方的に親友みたいに思っていたのだけど。
3年前にALSが発病して、だんだんと運動機能を失っていく生きざまをブログ・Facebook・Twitter・YouTube・ネット記事等々で発表していて。
でも11月中旬を最後に、一切の更新が止まっていて。。。
自宅住所も電話番号も知ってるけど、連絡取ることも出来ず。。。

Photo_20221227130601

自分の場合、体調の浮き沈みはあるものの、気分のいい時にふらっと外出できるわけで。
それって、実はすごく贅沢なことだと最近つくづく思う。

2022.12.28

2022年の終わりに。(3)

私の友人やこのブログにつきあってくれている方々の中には、身体的だったり体調的だったりで一人での外出が難しい方がかなり多い。
そう思うと、最近はここに能天気な記事を書く気がしない。
例えば、旅行に行った報告とか。。。

とか言いつつ。。。

外出恐怖症とか言いつつ、今年は函館に二泊三日で行って来た。
コロナで底値の航空会社の株を買ってて。
株主優待券を金券ショップに売っても二束三文。
一週間前の予約でも早割と同額ぐらいで飛行機乗れるので。
早期の予約は恐怖。恐くて出来ない。
予定が決まっていると、またそれがプレッシャーになって体調崩すし。

別にどこでもよかったのだけど。
6月に体調いいなんてこと、滅多にないし。
ただ、暑い方には行きたくない。沖縄とか。体調おかしくなりそうで。
と、嫁サンが五稜郭に行きたい、ということで、函館を選択。
ヒロキが生まれる以前の記憶がほとんどないので、嫁サンと二人で旅行に行くなんて、いつ以来だからよく覚えていない。

Img_1501_20221227130601

これが最後かなと思うことがよくあって。
本もカセットテープもビデオテープも片っ端から断捨離したし。
去年、人生最後のスキーに行こうとした途端、人生初の痛風発作に見舞われたし。

こんな旅行もこれが最後かな、とか、ふと思ったりもして。

 

2022.12.27

2022年の終わりに。(2)

年末に連続で書くの、もうやめようかなとか言いつつ。
いったい誰が読んでる?? 数人は読んでくれてるけど。
だから書いてるような。
毎月1日頃、月に一度は必ず書いてるのと一緒で、今年1年生きてきたことの生存証明ってことでいいかなあ。

でも、つい去年と同じ6日バージョンにしてしまった。
3日分ぐらいしか書くことないのに。失敗。
さて何を書こう。。。

クリスマス後で正月前。
この期間、たぶん1年で一番好きな一週間。
クリスマスとか正月よりも好きかも。
もう何にもしなくていいかなあって思える感覚がいい気分。

脚本家やってた頃は──廃業して30年!?──正月明けに締切を設定されれるから、全然正月休みなんてなかったっけ。
つくしんぼやってた頃は──引退して10年!?──30日あたりまで活動していて、年末なんて全然なかったっけ。

それが一転、隠居状態になってからはずーっとのんびり。
年末に体調悪かったこと、一度もないから、この季節にトラウマないし。
畑は霜だらけで何にも出来ないし。
追い詰められることもなく、追い立てられることもなく。
やってもやらなくてもいい掃除やって、正月飾りを準備して。
んー、いいのか悪いのか。

Img_1629

ひとつだけやらなければならないこと。
「やましたひろきくんの置き手紙」の1月分の文章を仕上げとかないと。
たぶん、20章ぐらいで決着つけられそうな予感。

最近はブログで敬語を使わなくなったなあ。
もはや読んで貰う文章というより、ほんと、ほとんど日記だからなあ。

2022.12.26

2022年の終わりに。(1)

今年もこの季節がやってきました。
私のブログ名物、年末進行!
って、去年は何を書いたっけ? 何日書いたっけ?

遡って読んでみたら、26日からの6日間。
その26日に、初詣代わりの幸先詣に行ってたみたい。
んー、同じにしよう。

Pc260709

Pc260712

ということでバイクで町田天満宮へ。
去年はそれなりに人がいたけど、今年は全然いない。
コロナさえ終われば、こんなトンチンカンな時期にお参りする必要ないってことか。
露天が並んでないから、面白くないし。(^o^)
ちなみにここ、宮司は高校の先輩。
といっても、別にわざわざ訪ねて挨拶したりとかしないけど。
拝んで御神籤引いて写真撮って。それだけ。ほんの10分。

Img_1625

中吉
「心を決めて いろいろ騒がず 迷わず 今までの事を努めればよし 何事にも手を出してはいけません 常に控えめにして事をなさい」

要するに今年と同じように地味に生きていろ、ということか。
了解。それで体調よければ充分かも。

より以前の記事一覧